・~する方が安い(高い)
・~する方が簡単(難しい)
・~する方が大事
などの「~の方が~だ」という言い方は日本語でもよく使います。
英語も同じようによく使われます。
しかし、簡単なのにも関わらず、その言い方がパッと出てこない人が多い表現の1つです。
この記事では、例文を交えながらその言い方を見ていきます。
英語で「~する方が~だ」
例えば、「電車に乗る方が安いよ」と言いたい場合。
英語では「It's cheaper to get the train.」となります。
考え方は「It's cheaper(より安い)」と「to get the train(電車に乗ること)」に分けられます。
文法的には「It's 形容詞 to do」の応用です。
「It's 形容詞 to do」の意味
もしこれが「It's cheap to get the train.」だと「電車に乗るのが安い」になり、ただ単に安さをアピールしています。
それを比較級にすることにより、「~の方が安い」のニュアンスを出すことができます。
形容詞によっては「more」になる
形容詞によっては「more」が使われるのも比較級の基本と同じです。
It's more expensive to get the train.
→電車に乗る方が高い。
It’s more important to win.
→勝つことの方が大事。
「~よりも~する方が」の言い方
後ろに「than」を置くことにより、「~よりも」の部分を明確にすることができます。
It's more expensive to get the train to work than drive.
→仕事に車で行くよりも電車の方が高い。
It's cheaper to make your own than buy one.
→買うよりも自分で作る方が安い。
It's easier to increase income than cut spending.
→支出を減らすよりも収入を増やす方が簡単だ。
It’s more important to have fun than make money.
→お金を稼ぐことよりも楽しむ方が大切です。
It’s more expensive to eat healthily than unhealthily.
→不健康なものよりも健康なものを食べる方が高くつく。
まとめ
・「~する方が~だ」は「It's 比較級 to do」の形
・「It's cheaper to get the train.」を1つの型として丸暗記してから応用を考えると楽
・後ろに「than」を続けることにより「~よりも~する方が」と応用可能