「サンタクロース」の本当の英語の発音。「Father Christmas」の意味とは

 

 

「Santa Claus」の発音

 

サンタクロースのつづりは「Santa Claus」です。

 

そのまま読むとサンタクロースですが、実は英語の発音は少し異なります。

 

【発音記号】

sǽntəklɔ̀ːz

 

英語だと「サンタクローズ」と、「ス」ではなく「」になります。

 

更に、アクセントは「サンタのサ」にあり、発音も「アではなく æ(エとアの中間)」になるので注意が必要です。

 

また、「Santa」と省略することがあるのは日本と同じです。

 

「Father Christmas」の意味

 

イギリスではサンタクロースのことを「Father Christmas(ファーザー・クリスマス)」とも呼びます。

 

現在のサンタクロースは、

 

貧困で娘たちを身売りしなければならなくなった家族のことを知った聖ニコラス(聖ニコラウス)司教が、その家族を助けるために家の窓から金貨を投げ入れたら暖炉の脇に下げられていた靴下に入った

 

という逸話が由来(起源)と言われています。

 

聖ニコラスは4世紀頃の人物です。

 

 

一方、「Father Christmas」とは、元々はサンタクロースとは別人だけどサンタクロースになってしまった人物です。

 

古代イギリスに存在していた Father Christmas は、クリスマスに現れて春の到来を告げるというキャラクター(妖精)でした。

 

ケルト文化の影響で生まれたと言われています。

 

それがアングロサクソンやヴァイキングの伝統や神話、先述の聖ニコラスの逸話、そして後年のアメリカのサンタ像などの影響を受けていきます。

 

また、Father Christmas が着ていた服は緑色でした。

 

しかし、サンタクロース化に伴い、服の色も緑から赤に変わっていきました。

 

その結果、Father Christmas とサンタクロースの境界線も薄れてきます。

 

たまに「イギリスのサンタクロースは緑」と言われますが、緑色なのは Father Christmas に由来しているからであり、サンタとの混同が見られる一例になっています。

 

そのため、イギリスでは「サンタクロースと明確に区別しよう。伝統的な Father Christmas と呼ぼう」という動きも見られます。

 

 

更に詳しい Father Christmas の歴史はこちらの「Who Is Father Christmas?」をご覧ください。

(→https://www.timetravel-britain.com/articles/christmas/santa.shtml