apprehension の意味
名詞「apprehension」には「不安」「逮捕」「理解」という3つの意味があります。
主に使われるのは「不安」や「心配」の意味で、日常的に使われます。
「心配」や「不安」の意味
「apprehension」は一時的な不安や特定の出来事の前など「具体的な不安」に対して使われる傾向があります。
I felt a lot of apprehension before the exam.
私は試験前にとても不安を感じた。
(引用:英辞郎 on the WEB)
It's normal to feel a little apprehension before starting a new job.
新しい仕事を始める前に少し不安を感じるのは普通のことです。
(引用:Cambridge English Dictionary)
apprehension と anxiety の違い
先述のように、「apprehension」は「試験の前」などのような具体的な不安に対して使われます。
一方、「anxiety」は精神的な不安やより幅の広い不安、長期的な不安を表します。
例えば、全般的な将来の不安やハッキリしない漠然とした不安などで、「apprehension」よりも具体的ではありません。
He has been dealing with anxiety for years.
彼は何年も不安に悩まされている。
There is considerable anxiety among staff about job losses.
従業員の間で失業に対する大きな不安がある(広がっている)。
(引用:ロングマン現代英英辞典)
「逮捕」の意味
「apprehension」は、法律関連の文脈では「逮捕」の意味で使われます。
例えば、「the suspect's apprehension」は「容疑者の逮捕」となります。
Her contributions led to the suspect’s apprehension.
彼女の貢献が容疑者の逮捕に繋がった。
Their timely apprehension prevented two robberies.
彼らの迅速な逮捕が2つの強盗を(未然に)防ぐことができた。
「理解」の意味
意味的には「understanding」と同じで、「理解」や「理解力」という意味で使われます。
ただし、文語的かつ頻度も低めです。
This task requires a good apprehension of the system.
この仕事をするにはそのシステムについてよく理解しておくことが必要です。
(引用:英辞郎 on the WEB)
apprehension の語源
まず、「apprehension」は動詞から派生した名詞です。
動詞形は「apprehend」で、意味は「~を捕らえる」や「~を理解する(古い使い方)」です。
かつては「~を心配する」や「~を恐れる」の意味もありましたが、現在ではほぼ使われていません。
そのような動詞「apprehend」の語源は、ラテン語「apprehendere」にあります。
これは「ad(〜へ)」+「prehendere(つかむ/とらえる)」の組み合わせです。
その「prehendere」の意味から、「apprehend」は物理的に「~を捕らえる」と、意味や概念などを捉えるという意味で「~を理解する」が生まれます。
「get」が「I got it.(理解した / 分かった)」の意味で使われるのと同じイメージです。
そして、そこから名詞形「apprehension」の語源であるラテン語の「apprehensio」が生まれますが、名詞の意味は動詞の意味から来ています。
また、近い言葉には「comprehend(~を理解する)」があり、こちらは「com(一緒に)+ prehendere(つかむ/とらえる)」の組み合わせです。
覚え方
「apprehend」と「apprehension」の覚え方も、以上のような「つかむ / とらえる」のイメージをすると頭に残りやすくなります。
「apprehension = 不安 / 心配」は、何かに捕らわれて不安になっているイメージです。
まとめ
・名詞「apprehension」の意味は「不安」「逮捕」「理解」
・一時的な不安や特定の出来事の前など「具体的な不安」に対して使われる
・法律関連の文脈では「逮捕」の意味
・「理解」や「理解力」という意味もあるが、文語的かつ頻度も低い
・出てくる頻度は「不安 > 逮捕 > 理解」