文頭の as much as = だけれども
「as much as」には「~と同じくらい」や「~もの」という意味があります。
しかし、「~だけれども」という譲歩の意味でもよく使われ、その場合は文頭に置かれます。
As much as I love pizza, I can't eat it every day.
ピザは大好きだけれども、毎日は食べられない。
As much as I wanted to stream, I’m going to skip tonight.
配信したかったけど、今夜は休みます。
このように、「As much as SV, 文」の形が多く、文章パターンとしては日本語と同じです。
また、「Much as」と1つ目の as が省略されることがあります。
よくある組み合わせ
文頭の「as much as」と相性の良い単語は「love」「want to」「wish」「try」などがあります。
これは「~は好きなんだけど、~だ」や「~したいんだけど、~だ」という文脈でよく使われるからです。
日本語的には「~したいのは山々ですが」と訳すこともできます。
Much as I would like to, I can't help you.
お役に立ちたいのは山々ですが、お役に立てません。
(引用:ウィズダム英和辞典 第4版)
まとめ
・文頭の「as much as」は「~だけれども」という譲歩の意味で使われる
・「As much as SV, 文」の文章パターンが多い
・1つ目の as が省略され「Much as」の形になることもある
・「love」「want to」「wish」「try」などと一緒に使われることが多い