be fond of の意味と使い方
「fond」は「大好き」や「お気に入り」という意味がある形容詞です。
そこから、「be fond of ~」の意味は「~が大好きだ / お気に入りだ」となります。
後ろには名詞や動名詞が入ります。
I'm very fond of you.
→あなたのことが大好きです。
I'm not fond of cleaning.
→掃除が好きではありません。
また、「grow fond of」または「become fond of」の形で「~が好きになる」と言うこともできます。
be 動詞が「好きである状態」だとしたら、grew や became は「好きになる動き」を表します。
この be fond of は今は使わない(古い)表現という声もありますが、Twitterなどでは普通に見かけます。
fond の発音
fond の発音は、アメリカでは「ファンド」ですが、イギリスでは「フォンド」に近いです。
米【fάnd】
英【fɔ́nd】
be fond of と like の違い
「like」が一般的な「好き」だとしたら、「be fond of」はそれよりも好きの度合いが強く「love に近い好き」のニュアンスを持ちます。
何故かというと、「好意」や「愛着」の意味合いが含まれているからです。
また、like が幅広く使えるのに対し、be fond of は「比較的長い間好きな物」に使う傾向があります。
例えば、「今ハマっているから好き」や「最近好きでやってます」ではなく、「昔からずっと好き」のニュアンスです。
ただし、100%そのように使うわけではなく、文脈によっても変わってきます。
be fond of の例文
Every children is fond of toys.
→子供たちは皆おもちゃが大好きです。
We've grown very fond of each other.
→お互いを好きになった。
We have two children who are fond of Japanese manga.
→日本の漫画が好きな子供が2人います。
Jeff is fond of boasting,
"People occasionally fail to retain their self-control but, in my case, reason never fails to prevail over emotion."
↓
ジェフはこう言って自慢するのが好きだ。
「時折、人は自制心を保てなくなるけど、僕の場合はね、どんな時でも理性で感情を抑えることができるんだよ」
(ALL IN ONE 例文363 より)
聖剣伝説3の「be not fond of」の例文
Here in Valsena, we have a flute that has the power to summon Vuscav. However, because the creature is not fond humankind, we sealed it away.
「ここフォルセナには、Vuscav(日本名ブースカブー)を呼び出す力を持つ笛がある。しかし、その生き物は人間が好きではないので、我々は封印した」
summon → ~を呼び出す / ~を召喚する
humankind → 人間 / 人類
seal away → 封印する