never heard from again の意味
「never heard from again」には、日本語で言う「消息不明」の意味があります。
他には、「行方不明」「音沙汰がない」「姿を消した」「消息を絶つ」などと訳されますが、日本語訳は文脈によって変わってきます。
使い方は、主に「主語 be never heard from again.」の形で「(主語)は消息不明」となります。
After the storm, the ship was never heard from again.
嵐の後、船は消息不明になった。
これは「hear from(~から連絡を貰う)」が基礎にあり、そこから「(主語)について伝えられることは二度となかった = 消息不明」というイメージになります。
ロマサガ2Rの例文
And Emperor Algol was never heard from again.
その後、皇帝アルゴルの姿を見たものはいなかった。(日本語版)
某イベントで皇帝の消息が分からなくなった時の字幕です。
「will never be heard」の意味
似たような表現には「主語 will never be heard」があり、意味は「(主語が今後)聞かれることはない」です。
His voice will never be heard again.
彼の声は再び聞かれることはない。
→彼の声を再び聞くことができない。
They will never be heard to sing together again.
彼らが共に歌う声が(人々によって)聞かれることはもう二度とない。
※文学的な表現
(引用:ENGLISH EX p66)
「never heard from again」は「人」に対して使われますが、「will never be heard」は声や音、意見などに対して使われます。
まとめ
・「never heard from again」の意味は「消息不明」
・文脈によっては「行方不明」「音沙汰がない」「姿を消した」「消息を絶つ」などと訳すことができる
・主に「主語 be never heard from again.」の形で「(主語:主に人など)は消息不明」
・「主語 will never be heard」は「(主語が今後)聞かれることはない」
・主に声や音、意見などに対して使われる
「~を聞いたことがない」という意味の「never heard of」に関しては「never heard of」の意味と「never heard」の違い。「didn't hear」とは何が違う?」の記事をご覧ください。