「be poised to (for)」の意味と使い方。「poise」の語源とは?

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be poised to(for) の意味と使い方

 

be poised」の意味は「準備ができている」や「態勢が整う」です。

 

 

後ろには「to」か「for」が置かれます。

 

 

be poised to do」の形で、

~する準備ができている

 

~する態勢が整う

 

~しようとしている

 

 

be poised for 名詞」の形で、

~の準備ができている

 

~の準備が整う

となります。

 

 

この「poised」は動詞が形容詞化して使われています。

 

「be surprised at」などと同様です。

 

例文

 

He is poised to become Asia’s richest person.

 

→彼はアジア一の富豪になる準備をしている(になろうとしている)。

 

 

The president is poised to open the border.

 

→大統領は国境を開放する構えだ。

 

 

The crocodile looks poised to catch a mid day meal.

 

→ワニが昼食を食べようと身構えているように見える。

 

 

He is poised to conduct a long-range missile test in the next few weeks.

 

→彼は今後数週間で長距離ミサイルテストの実施しようとしている。

 

 

She is poised for comeback.

 

→彼女は現役復帰する準備ができている。

 

 

Journalists are poised for action.

 

→ジャーナリストたちは行動を起こす準備を整えている。

 

 

 

poise の意味

 

「poise(ポイズ)」には動詞と名詞があり、形容詞化した意味とは少し異なります

 

 

他動詞

・~の釣り合いを保つ

 

・~のバランスを取る

 

・~を静止させる

 

自動詞

・釣り合う

 

・(鳥などが)宙に浮く(舞う)

 

名詞

・平衡

 

・バランス

 

・姿勢

 

・身のこなし

 

・平静

 

 

このように、平衡やバランスが取れている状態という意味が根底にあります。

 

その理由は poise の語源にあります。

 

poise の語源

 

語源はラテン語「pendere」にあり、意味は「重さをはかる」や「吊るす」です。

 

ここに「釣り合う」や「平衡」になる理由があります。

 

 

そのラテン語「pendere」が古フランス語の影響を受けて綴りが変化していき、現在の形になっていきました。

 

 

 

天秤で重さを量っているところを想像すると、頭に残りやすくなると思います。

 

 

まとめ

 

・「be poised」の意味は「準備ができている」や「態勢が整う」

 

・後ろに「be poised to do」と「be poised for 名詞」の形で続けられる

 

 

・この「be poised to / for」は動詞が形容詞化したもので、動詞や名詞の「poise」とは意味が異なる点に注意