英語の勉強の始め方(初心者編)の続きです。
基礎学習とは
基礎学習とは
・文法
・単語
・発音
を指します。
これは英語を学ぶ上で、土台となるものです。
土台がしっかりしていなければ崩れます。
また、上に積んだものが多いほど、土台の矯正が難しくなってきます。
そのため、早い段階で基礎学習を固めるのが効率的です。
そして、それらを少しずつ体にしみ込ませていきます。
英語学習に近道はありません。
文法は土台中の土台
英語の勉強の始め方(初心者編)でも書きましたが、文章の構造や英文を正しく理解をするために、文法の学習が必要です。
そしてそれは、スピーキング・リスニング・ライティング・リーディング全てに役立ちます。
まずは、総合英語レベルの文法をマスターすることが1つの目標であり、区切りです。
また、ある程度英語を勉強しているけど、全然伸びない!
という方が改めて文法を学び直したら伸びた、ということもあります。
そのぐらい文法は大事です。
スポーツでいえば、基礎体力強化や体幹トレーニングのようなものです。
参考書は英語の勉強の始め方(初心者編)の基本にカエル英語の本か、こちらをご参照ください。
単語は種
単語(語彙力)の重要性は言わずもがなです。
文法が土地だとしたら、単語はそこに蒔く種です。
単語は従来通り、単語帳で学習するのは効率的なのですが、単語帳は沢山あります。
そのため、何を選んで良いのか迷います。
そこでおすすめなのが、例文や英文の中で学べる単語帳です。
これは、短い文章の中に、覚えるべき重要単語・熟語が複数含まれている形式です。
従来の単語帳のような単語の羅列ではなく、例文や文章に盛り込まれているため、記憶に残りやすくなります。
また、付属CDやダウンロード音声により、リスニングの勉強も兼ねることができます。
そのような形式のおすすめ単語帳はこちらをご参照ください。
発音記号から学ぶ
発音はスピーキングとリスニングに重要な要素です。
「発音」と聞くと難しそうに聞こえますが、ここでは「発音記号」レベルの基礎です。
ある程度英語学習が進んだ人でも、やっぱり発音記号や発音の基礎から学ばなければ、と思い直して逆戻りする人も多いです。
発音を学ぶメリットは、
・正しく発音できる
・リスニングの力が上がる
・日本語英語(カタカナ英語)の矯正
この3つです。
特に3番目の、カタカナ英語のマイナス要素(悪く言えば悪影響)を実感している人も多いと思います。
そのため、発音練習は早ければ早いほど効果的です。
発音記号を学べば、記号を見ただけで正しい発音が分かります。
そして、だんだんと単語の発音の法則やコツも分かってきます。
初心者だからこそ、基礎から学ぶべきだと思っています。
発音の基礎学習におすすめの本はこちらをご参照ください。
まとめ
最後に簡単にまとめます。
・文法、単語、発音は英語学習の土台であり三本柱
・中学英語レベルからスタート
・文法、単語、発音の学習を少しずつでも並行して行うことで、総合的な英語力UPに繋がる
・英語学習には近道はない