breeze into の意味と使い方
「breeze into」の意味は「スッと入ってくる」や「楽々と進む」です。
「breeze(ブリーズ)」は「そよ風」や「微風」という意味の名詞です。
そこから、そよ風のようにスッと入ってくるのを想像すると、意味もイメージしやすいと思います。
ウィズダム英和辞典 第4版にはこのような例が載っています。
breeze into the final
決勝戦へすんなり行く
また、ロングマン現代英英辞典には「入ってくる」という意味の例文が載っています。
She just breezed into my office and said she wanted a job.
「彼女はスッと私のオフィスに入ってきて仕事が欲しいと言った」
BBCの記事
BBCにこのような記事があります。
Tokyo Olympics: Adam Peaty breezes into 100m breaststroke final
(引用:Tokyo Olympics: Adam Peaty breezes into 100m breaststroke final - BBC Sport)
Adam Peaty(アダム・ピーティ) は2016年リオオリンピック100m平泳ぎにおいて世界新記録で金メダルを獲得したイギリスの選手です。
記事の見出しは、「そのような選手が東京オリンピックでも決勝に楽々進んだ」という意味になります。
ちなみに、平泳ぎは英語で「breaststroke(ブレストストローク)」と言います。
そして、決勝の結果の記事はこちらです。
Tokyo Olympics: Adam Peaty makes history as he wins Great Britain's first gold of Games - BBC Sport
スラングの「breeze」の意味
そよ風や微風という意味から、口語では「楽勝」や「簡単」という意味でも使われます。
「そんなのそよ風みたいなもんだよ」と言うようなものです。
これは「be a breeze」の形で使われます。
It's a breeze.
→楽勝だよ。
It's an absolute breeze.
→めちゃくちゃ簡単です。
It’s going to be a breeze.
→きっと楽勝です。
This exam was a breeze.
→この試験は簡単だった。
I don't think that learning Russian is a breeze.
→ロシア語を学ぶのは簡単ではないと思います。
まとめ
・「breeze into」の意味は「スッと入ってくる」や「楽々と進む」
・「breeze」の「そよ風」や「微風」という意味から、そよ風のようにスッと入ってくるイメージ
・口語では「be a breeze」の形で「楽勝」や「簡単」という意味でも使われる
他には「shoot the breeze」という表現もあります。
・【例文で学ぶ】shoot the breeze の意味と使い方。その語源とは?