「deep」と「deeply」の意味とニュアンスの違いを例文で比較

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deep」の意味は、形容詞だと「深い」副詞だと「深く」

 

deeply」の意味は「深く」で、副詞として使われます。

 

 

一見、同じように見えますが、そのニュアンスは少し異なります

 

 

この記事では、それらの違いを例文と合わせて見ていきます。

 

 

 

deep と deeply の違い

 

まず、「deep」は空間的に深いことを表します。

 

 

ここには「表面や一番高い所から下」のニュアンスがあります。

 

 

例えば、深い湖深い谷深い傷地面を深く掘るなどです。

 

 

また、時間的に深いことから「時間的に遅くまで」の意味でも使われます。

 

 

 

一方、「deeply」は感情的に深いことを表し、そこから「とても」の意味合いも持ちます。

 

 

例えば、深く感銘を受ける深い悲しみ信心深い深い眠り深い関わりなどです。

 

ニュアンスが重なる場合もある

 

しかし、100%分けられるわけではなく、ニュアンスが重なる部分もあります。

 

 

例えば、「誰々を深く愛している」は「love 人 deeply」の形です。

 

 

しかし、形容詞を使った「深い愛  / 愛情深い」は「deep love」になります。

 

 

 

よって、あくまでそのような傾向であるのと、よく使われる組み合わせを頭に入れておくのが無難です。

 

 

形容詞「deep」と副詞「deep」の見分け方

 

形容詞「deep」は「deep + 名詞」の形になります。

 

 

一方、副詞として使われる場合は主に「deep + 前置詞」の形で使われます。

 

 

そこが使い分けかつ見分けるポイントになります。

 

deep / deeply の例文

 

I had to work deep into the night.

 

→夜遅くまで働かなければならなかった。

 

 

The mysterious stone was hidden deep beneath the ground.

 

→そのミステリアスな石は地中深くに隠されていた。

 

 

We walked deep into the jungle.

 

→私たちはジャングルの奥へ歩いていった。

 

 

How deep is the lake?

 

→湖の深さはどれくらいですか?

 

 

The river is ten meters deep.

 

→川の深さは10メートルあります。

 

 

The castle is surrounded by a deep forest.

 

→城は深い森に囲まれている。

 

 

I'm deeply grateful to you.

 

→とても感謝しています。

 

 

He's deeply upset.

 

→彼はとても動揺している。

 

 

We love our children deeply.

 

→子供たちをとても愛しています。

 

 

She's still sleeping deeply.

 

→彼女はまだ深い眠りについている。

 

 

We were deeply impressed by her speech.

 

→私たちは彼女のスピーチに深く感銘を受けた。

 

 

I didn't want to get deeply involved with her.

 

→彼女とは深く関わりたくなかった。

 

 

まとめ

 

・「deep」は空間的に深いことを表し、「表面や一番高い所から下」のニュアンスを持つ

 

・「時間的に深いこと = 時間的に遅くまで」の意味でも使われる

 

・形容詞「deep」は「deep + 名詞」の形

 

・副詞「deep」は「deep + 前置詞」の形

 

 

・副詞「deeply」は感情的に深いことを表し、「とても」のニュアンスも持つ

 

 

・100%使い分けられるわけではないので、よくある組み合わせを暗記するのが吉