「get down to brass tacks」の意味
「get down to brass tacks」の意味は「物事や問題の核心に触れる」や「本題に入る」です。
「brass」は「真鍮(しんちゅう)」。
「tack」は「鋲(びょう)」。
「brass tacks」は「真鍮製の鋲」になります。
では、何故この「brass tacks」が核心や本題という意味になるのでしょうか。
「brass tacks」の由来
真鍮製の鋲が核心や本題という意味になった理由は、実はハッキリとしていないようです。
・布地を正確に測るため、真鍮製の鋲を打った
・家具などの装飾を作る際、布地を真鍮製の鋲で固定した
・鋲(留め金)を外すと固定したものが外れる=要(かなめ)
など色々な話があります。
しかし、いずれも重要な「点」です。
そこから、物事や問題の核心・本題という意味に移り変わるイメージは掴めそうです。
「get down to」の意味
「get down to」は色々な意味を持ちます。
・~に降りる
・~へ行く
・~に本腰を入れる
・~に取り掛かる
などです。
今回は本腰を入れたり取り掛かるという意味の get down to が使われています。
よって、
「get down to brass tacks」で
「brass tacks(核心や本題) に取り掛かる= 本題に入る / 核心に触れる」
となります。
Let's get down to brass tacks.
→本題に入りましょう。
類語に、「get down to business」があります。
これも、「仕事などに取り掛かる(本題に入る)」となります。