「asked」の発音は「アストゥ」?
「asked」の発音記号はこうなっています。
【æskt】
カタカナ読みをすると「アスクトゥ」になります。
ただし、会話に出てきた時は「k(ク)」が消えることがよくあります。
その結果、【æst】と聞こえます。
カタカナ読みだと「アストゥ」になりますが、カタカナのように母音が入らない(asトゥ)ので注意が必要です。
これには、子音が3つ(a + skt)続くと言い難いから会話では楽な「a + st」で発音をする、という理由があります。
もちろん、k の音が聞こえるように発音する人もいるので、asked にはそのような傾向があると頭に入れておくと、リスニングの際に役立ちます。
「asked to」の発音
同じように、「asked to」も変わります。
Tの音に to が続く場合、前の T が消える傾向があります。
よって、「アスト + トゥ」ではなく、こちらも「アストゥ」になりがちです。
ただ、「asked」とほぼ同じ発音だったり、若干アスとトゥの間に溜めがある人がいたり、アストゥトゥと真ん中に若干 T が聞こえたりと様々です。
更に、「have to」が「ハフトゥ」ではなく「ハフタ」と発音されることがあるように、「asked to」も「アスタ」になりがちです。
その中でも、やはりアストゥが一番よく聞くように思います。
このように、単語単体では発音記号通りの読み方で発音されていても、会話の中では別の音に変わる単語は多く存在します。
そのため、実際にネイティブの音をよく聞いて、同じように真似して発音してみると、リスニングやスピーキングの助けになります。
まとめ
・会話では「asked」は「アストゥ」、「asked to」は「アストゥ」や「アスタ」などになりがち
・実際は【æst】のように母音は入らない
・k の音を発音する人もいる
・ネイティブの発音を聞いた時に分かるようにしておくのが大事
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