「feel like」と「feel like doing」の意味と使い方を例文で学ぶ

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「feel like」の使い方はかなり複雑です。

 

feel like のあとに続く単語によって意味が変わったり、that節が続いたり。

 

更に「feel like doing」の形もあります。

 

 

この記事では、それらの使い方を例文を交えながら、できるだけ分かりやすく解説していきます。

 

 

 

feel like + 名詞 の2つの意味と使い方

 

feel like + 名詞」には2つの意味があります。

 

feel like +名詞の意味

 

~のように感じる / ~のような気分

 

~が欲しい気分

 

 

この2つは、後ろに続く名詞や文脈によって使い分けられます

 

 

例として、以下の2つの feel like を見てみます。

 

例文

 

I feel like a loser.

 

 

I feel like a beer.

 

 

1つ目は「敗者のように感じる / 敗者のような気分」。

 

2つ目は「ビールが欲しい気分」。

 

このような違いがあります。

 

 

「私は敗者が欲しい気分」や「私はビールのように感じる」のような謎の文脈でない限り、たいてい意味は間違いません。

 

疑問文でも同じ

 

疑問文の場合も同様です。

 

Do you feel like ramen?」なら「ラーメンを食べたい気分ですか?」になります。

 

 

「あなたはラーメンのように感じますか?」とは普通はなりません。

 

しかし、相手がラーメンのコスプレをしているという謎の状況なら、どちらの意味もありえます。

 

 

例文

 

I feel like a princess.

 

→お姫様のような気分です。

 

 

I feel like ramen today.

 

→今日はラーメンの気分。

 

 

I feel like Chinese food tonight.

 

→今夜は中華料理の気分。

 

 

I felt like a fool.

 

→バカみたいだった。

 

 

I'm going to exercise when I feel like it.

 

→そのような気分の時に運動します。

(=気が向いた時に運動します)

 

 

主語によって意味が変わる feel like

 

同じ文でも意味が変わる場合があります。

 

 

次の文の意味を考えてみて下さい。

 

・「I feel like a new woman.

 

 

 

これは女性と男性のどちらが言っているのかで意味が大きく変わります

 

 

女性の場合は「新しい自分になったみたい」です。

 

これは髪型や化粧を変えてみたり、10時間寝たりシャワーをしてスッキリした時など、前の自分とは違った感じになっているという意味があります。

 

 

 

一方、男性が言うと「新しい女性が欲しい」になります。

 

今の彼女と別れて他の女性と付き合いたい、というようなニュアンスが生まれます。

 

 

 

I feel like a new man.」でも同様です。

 

女性が言うと「新しい男が欲しい」になり、男性が言うと「生まれ変わった / スッキリした」となります。

 

 

このように、すぐに意味が判別できる場合と、意味が変わる場合があるので注意が必要です。

 

feel like + that節

 

もう1つの使い方は「feel like + that節」です。

 

後ろに名詞以外が続く場合は文が置かれます。

 

 

 

注意点は否定文の場合です。

 

否定文の場合は「~のような感じがしない」や「~という実感がない」というニュアンスが含まれます。

 

 

例文

 

I feel like I'm wasting my time.

 

→時間を無駄にしているように感じる。

 

 

I feel like I'm at home.

 

→家にいるような気分。

 

 

I feel like I'm on a cooking show.

 

→クッキング番組に出ているような気分。

 

 

I don't feel like I'm alive.

 

→生きているという感じがしない。

→生きている実感がない。

 

 

I don't feel like I'm going to the UK next week.

 

→来週、イギリスに行くという実感がない。

 

 

feel like doing の意味と使い方

 

feel like doing」の意味は「~したい気分」です。

 

動詞のing が入ることにより、「~したい」という動きが入ります。

 

 

逆に「don't feel like doing」は「~したい気分ではない」という意味になり、簡単に言うと「~をあまりしたくない」のニュアンスが含まれます。

 

例文

 

I feel like having a burger

 

→ハンバーガーを食べたい気分です。

 

 

I feel like drinking a cold beer.

 

→冷たいビールを飲みたい気分です。

 

 

I feel like going out.

 

→出かけたい気分です。

 

 

I don't feel like going out.

 

→外出する気分ではありません。

 

 

I feel like staying home.

 

→家にいたい気分です。

 

 

I don't feel like going to the UK next week.

 

→来週、イギリスに行く気分ではない。

 

 

I feel sort of dizzy and I feel like throwing up.

 

→何だか目まいと吐き気がするよ。

(DUO3.0 より)

 

 

まとめ

 

【feel like + 名詞】

・~のように感じる / ~のような気分

・~が欲しい気分

・どちらとも取れる場合と意味が変わる場合がある

 

 

【feel like + that節】

・名詞以外は「feel like +文」

・don't feel like は「~のような感じがしない」「~という実感がない」のニュアンスがある

 

 

【feel like doing】

・~したい気分