- It's better to の意味と例文
- It's better to の否定形
- It's best to の意味
- It's better to ~ than ~ の意味
- より丁寧なのは It would be better to
- その他の例文
- まとめ
It's better to の意味と例文
「It's better to +動詞の原形」の意味は「~する方が良い」です。
比較級「better」の「より良い」の意味から、「~の方が」のニュアンスが生まれます。
It’s better to sleep early.
→早く寝た方が良い。
もし「誰々が」と強調させたい場合は、to の前に「for 誰々」という意味上の主語を入れてあげます。
It's better for you to sleep early.
→あなたは早く寝た方が良いですよ。
このアドバイスは少し失礼な言い方(上から目線)では?という疑問がありますが、それはどちらかというと強制感のある「You'd better(You had better)」の方です。
It's better to の否定形
否定文にしたい場合、「not」の位置は「better not to」と「better to not」の2パターンあります。
学校のテストなどでは「not to do」が基本ですが、会話では「to not do」の形もよく使われます。
Maybe it's better not to know.
→たぶん知らない方が良い。
It's better to not say anything.
→何も言わない方が良い
It's best to の意味
「better」を「best」に変えた「It's best to」の形もあります。
「better」は「どちらかというと~した方がいい」のニュアンスだとすると、「best」は「~するのがいい(するのが最適)」です。
「~するに越したことはない」と訳されることもあります。
これは日本語の「~するのがベスト」と同じ意味なので分かりやすいと思います。
It's better to ~ than ~ の意味
応用として、「It's better to A than B」の形で「BよりもAする方が良い」と言うことができます。
Bには「to do」か「動詞のing」が入ります。
It's better to sleep than waiting.
→待つよりも寝た方が良い。
It’s better to give than to receive.
→貰うよりも与える方が良い。
It's better to wake up early than staying up late.
It's better to wake up early than to stay up late.
→夜更かしするよりも早く起きた方が良い
「~しないよりも~した方がいい」の言い方
逆に「~しないよりも」と言いたい時は「than not to」か「than to not」の形になります。
It's better to sleep than not to sleep.
It's better to sleep than to not sleep.
→寝ないよりも寝た方が良い。
より丁寧なのは It would be better to
ビジネスなどで、より丁寧に言いたい場合は「It would be better to」という言い方もあります。
更に「I think it would be better to ~」で「~した方が良いと思います」と言うこともできます。
「It would be best to」と「best」に変更できるのも同様です。
その他の例文
Sometimes it’s better to be alone.
→時々、一人になる方が良い。
It's better not to watch.
→見ない方が良い。
It's better to avoid it.
→それを避けた方が良い。
It's better to end it now.
→今終わらせる方が良い。
It's better to sleep when it's raining.
→雨が降っている時は寝る方が良い。
It's better to fail than to not try anything.
→何もしようとしないよりも失敗する方が良い。
It would be better to stay home.
→家にいた方がいい。
It would be best to talk to him now than later.
→後で話すよりも今彼に話すのがいい。
It's best to know what to do.
→何をすべきか知るのがいい。
It's best to not make it a habit.
→それを習慣にしないのがベストだ。
It’s best to take a break from social media.
→ソーシャルメディアから離れるのがいい。
まとめ
・「It's better to +動詞の原形」は「~する方が良い」
・「It's better for 人 to」と意味上の主語を入れることで「誰々が」と強調することもできる
・否定形は「better not to」と「better to not」の2パターン
・「It's best to」で「~するのがいい(するのが最適)」になり、日本語の「~するのがベスト」が分かりやすい
・「It's better to A than B」の形で「BよりもAする方が良い」にあり、「B」には「to do」か「動詞のing」が入る
・「~しないよりも」は「than not to」か「than to not」の形
・より丁寧なのは「It would be better to」の形
同じ比較級を使った「~する方が~だ」に関しては「英語で「~する方が~だ」の言い方と応用の仕方」の記事をご覧ください。