「make a good ~」の意味と注意すべき2つの使い方

 

 

make a good の意味と使い方

 

make a good ~」には「いい~になる」という意味があります。

 

この make は「~になる資質がある」のニュアンスを持ちます。

 

 

 

例えば、「You'll make a good teacher.」という文。

 

意味は「あなたはきっといい先生になりますね」です。

 

 

ただし、注意点が1つあります。

 

willを使うのは相手が実際に先生を目指している場合です。

 

実際に起こりえる未来なので「will」が使われます。

 

 

 

これがもし、相手が先生を目指していない時は「You'd make a good teacher.」と「would」が使われます。

 

理由は「仮に先生になったとしたらいい先生になるね」という仮の話(仮定法)になるからです。

 

make a good husband / mother の意味

 

他にもよく使われるのが「make a good husband / mother」です。

 

 

これも2つのパターンがあります。

・ある男性の結婚が決まっているなら「He'll make a good husband.(いい夫になるでしょう)」

 

 

・結婚の話がない場合は「He'd make a good husband.(仮に結婚したらいい夫になるでしょう)」

 

 

She'll make a good mother.」はよく妊娠している女性に言い、「いいお母さんになるね」です。

 

 

もし妊娠していないなら「She'd make a good mother.」で、「仮に子供ができたらいいお母さんになるだろう」という仮の話になります。

 

 

make good の意味

 

間違いやすいのが「make good」です。

 

こちらは「(社会的・経済的に)成功する」という意味があります。

 

 

覚え方としては、「make a good ~」は「a good ○○」と形容詞的に使われていると考えると分かりやすいと思います。

 

 

[関連記事]

make good の意味と応用フレーズ「make good on」の使い方|make good use of に注意

 

make a good の例文

 

I'm gonna make a good husband.

 

→いい夫になります。

 

 

We'd make a good team.

 

→(もし組んだとしたら)私たちはいいチームになるだろう。

 

 

He's going to make a good actor.

 

→彼はいい俳優になるだろう。

 

 

I want to make a good relationship with you.

 

→あなたといい関係を築きたい。