- mean to の意味
- I didn't mean to の意味
- 文頭や文中の「I mean to say」の意味
- mean a lot to の意味
- be meant to の意味
- be meant for の意味
- まとめ
mean to の意味
「mean to」の意味は「~するつもり」で、後ろには動詞の原形が入ります。
過去形は「meant to(するつもりだった)」の形になります。
I mean to finish this report by tomorrow.
→このレポートを明日までに終わらせるつもりです。
I meant to leave at 11:00.
→11時に出発するつもりでした。
I meant to give it to you.
→あなたに渡すつもりでした。
This is what I meant to say.
→これが私が言いたかったことです。
I've been meaning to の意味
「I've been meaning to」の意味は「ずっと~しようと思っていた」で、「比較的最近思っていること」に対して使われます。
これは上記の「mean to(~するつもり)」が現在完了進行形になることで「ずっと~するつもりであった」になる所から来ています。
詳しくは「英語で「ずっと~しようと思っていた」は「I've been meaning to」。「I've always wanted to」との違いは?」の記事をご覧ください。
I didn't mean to の意味
「I didn't mean to」の意味は「~するつもりじゃなかった」です。
有名な例文には「I didn't mean to hurt your feelings.」があります。
意味は「あなたの気持ちを傷つけるつもりはなかった」で、わざとそうしたのではないというニュアンスが含まれています。
I didn't mean to do that.
→そんなつもりじゃなかった。
I didn't mean to say that.
→そんなことを言うつもりじゃなかった。
I didn't mean to be late.
→遅れるつもりじゃなかったんです。
文頭や文中の「I mean to say」の意味
「I mean to say」が文頭や文中に置かれると、「つまり」や「要は」という意味になります。
これは補足や強調の口語的な表現です。
Of course she wants to see the children – I mean to say, it’s only natural isn’t it?
もちろん彼女は子供たちに会いたい、つまり、それは当然のことですよね?
(引用:ロングマン現代英英辞典)
この文は、「彼女が子供たちに会いたいと思う。だってそれは当然ですよね?」と、私(話し手)が付け加える形になっています。
mean a lot to の意味
「mean a lot to(人)」の意味は「(人)にとって大切(大事)である」です。
直訳だと「(人)にとって沢山の意味を持つ」になり、「感謝」や「嬉しい」のニュアンスが含まれることもあります。
She means a lot to me.
→彼女は私にとって大切です。
You mean a lot to me.
→あなたは私にとって大切な人です。
Thank you. It means a lot to me.
→ありがとうございました。
後ろに that節を続け、「~ということは大切である / 嬉しいことである」と続けることできます。
It means a lot to me that there are so many people who like my art.
→私のアートを好きな人が沢山いることが嬉しいです。
「a lot」の言い換え表現
You knew she meant the world to me. You knew! And still you took her!
「あなたは私にとって彼女がとても大切だと知っていた。知っていた! それなのに彼女を奪った!」
ここでは「she meant the world to me」と、強調する「the world」が置かれています。
他には「mean everything to me(私にとって全て)」など、「a lot」以外の言葉が入るとがあります。
セリフの「sill」は「それにもかかわらず」という意味で使われています。
よって、「知っていたにもかかわらず、彼女を奪った」となります。
be meant to の意味
「be meant to」には「~することになっている」という意味があり、日本語訳は文脈によって少し変わってきます。
It was meant to be.
→そうなる運命だった。
※直訳だと「そうなるようになっていた」
This book is meant to be read by beginners.
→この本は初心者向けです。
※直訳だと「この本は初心者によって読まれることになっている」
These batteries are meant to last for a year.
→このバッテリーは1年間持つことになっている(1年間持つように作られている)。
(引用:Cambridge Dictionary)
You're meant to take your dead batteries to a recycling center.
→使い切った電池はリサイクルセンターへ持ちこむことになっています。
(引用:ウィズダム英和辞典 第四版)
be meant for の意味
「be meant for」の形になると、後ろに名詞が入り「~のためのもの」となります。
そこから、「(人)に合っている」の意味でも使われます。
This book is meant for beginners.
→この本は初心者向けです。
This color is meant for you.
→この色はあなたに合っています。
They were meant for each other.
→彼らはお似合いでした。
まとめ
・「mean to +動詞の原形」は「~するつもり」
・過去形は「meant to(するつもりだった)」
・「I've been meaning to」は「ずっと~しようと思っていた」で、「比較的最近思っていること」に対して使われる
・「I didn't mean to」は「~するつもりじゃなかった」で、「わざとではない」のニュアンス
・文頭や文中に「I mean to say」が置かれると「つまり」や「要は」になり、補足や強調の口語的表現として使われる
・「mean a lot to(人)」は「(人)にとって大切(大事)である」で、「感謝」や「嬉しい」のニュアンスを持つ
・後ろに that節を続けられる
・「a lot」の代わりに「the world」や「everything」を置いて強調されることもある
・「be meant to +動詞の原形」は「~することになっている」で、文脈によって訳が変わってくる
・「be meant for +名詞」は「~のためのもの」で、「(人)に合っている」の意味でも使われる