英語で「レンジで温める」
電子レンジは英語で「microwave(マイクロウェィブ)」と言います。
正式名称は「microwave oven(マイクロウェィブ オーブン)」ですが、microwave と略されています。
そこから、「電子レンジで温める」は動詞「microwave」を使います。
これは名詞の microwave が他動詞化して「~を電子レンジで温める」という意味の動詞として使われています。
Can you microwave it?
→電子レンジで温めてくれますか?
Microwave it for 40 seconds.
→40秒レンジで温めて。
また、先日のCNNのtweetにもありました。
Do not microwave your books to get rid of the coronavirus. https://t.co/D6EFYnfrdq
— CNN (@CNN) July 6, 2020
Do not microwave your books to get rid of the coronavirus.
(引用)
「コロナウイルスを取り除くために本を電子レンジで温めるな」
他にも、電子レンジで温める必要のあるものを「microwave meal」や「microwave dinner」と言います。
そして、日本語では電子レンジで「チンする」とも言います。
それと同じように、英語でもカジュアルな言い方があります。
英語で「チンする」
英語で「チンする」は「nuke(ニューク)」という動詞を使います。
「nuke」は「~を核兵器で攻撃する」という意味の動詞です。
これは名詞で「核兵器」、形容詞で「核兵器の」「原子力の」という意味の「nuclear」から来ている単語(スラング)です。
電子レンジは、食品に含まれる水分子をマイクロ波で振動・回転させて加熱するマイクロ波加熱です。
それと核兵器のイメージが重なったのか、電子レンジで温めるという意味でも nuke が使われるようになったようです。
Nuke and eat it for breakfast.
→チンして朝ごはん食べてね。
Can you nuke it?
→チンしてくれますか?
その他の英語で「温める」
以上は「電子レンジで温める」という意味の動詞でした。
何かを「温める」と言いたい場合は「heat up」か「warm up」を使います。
使い方はどちらも同じです。
Can you warm it up?
→温めてくれますか?
Can you heat up the apple pie?
→アップルパイを温めてくれますか?
I heated up some soup for lunch.
→昼食にスープを温めた。
A hot cup of coffee will warm you up.
→温かいコーヒーは体を温めてくれます。
I warmed up leftovers in the microwave.
→電子レンジで残り物を温めた。
Can you heat this up in the microwave?
→電子レンジでこれを温めてくれますか?
Do you want me to heat this up for you?
→これ温める?