「objective」の名詞と形容詞の意味の違い【purpose, aim, goal の違い】

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名詞「objective」の意味とニュアンス

 

名詞「objective」の意味は「(達成すべき)目標」です。

 

 

主に「短期的に達成可能な目標」や「最終的に達成可能だと思われる目標」に使われる傾向があります。

 

 

 

例文

Let's set some objectives.

 

いくつか目標を立てましょう。

 

 

Our main objective is to improve customer satisfaction.

 

私たちの主な目標は顧客満足度を改善すること(向上させること)です。

 

objective と purpose の違い

 

類語に「purpose」がありますが、こちらは日本語の「目的」や「狙い」に近い単語です。

 

 

そのため、「objective(目標)」とは少し異なります。

 

 

例文

What is the purpose of education?

 

教育の目的は何ですか?

 

 

The purpose of his visit was to discuss the project.

 

彼の訪問の目的はその計画について話し合うことだった。

 

(引用:ウィズダム英和辞典 第4版)

 

aim の意味

 

「purpose」に近いのが「aim」で、意味は「目的」や「狙い」になります。

 

例文

What’s the aim of this exercise?

 

このエクササイズの目的は何ですか?

 

このエクササイズは何を狙いとしていますか?

 

 

What are the aims and objectives of this movement?

 

この運動の目的と目標は何ですか?

 

goal の意味

 

goal」は日本語でも使われている「ゴール」で、「目標」を意味します。

 

 

主に「長期的な目標」や「最終地点」のニュアンスで使われる傾向にあります。

 

 

例文

His ultimate goal is to become a lawyer.

 

彼の最終目標は弁護士になることです。

 

 

We need to set clear goals in life.

 

人生において明確な目標を設定する必要があります。

 

人生においては明確な目標設定が大切になります。

 

形容詞「objective」の意味

 

形容詞「objective」の意味は「客観的な」です。

 

 

主に「objective +名詞」で「客観的な○○」、または「be objective」の形で「(主語は)客観的である」という使い方になります。

 

 

例文

It’s hard to find objective information without bias.

 

偏見のない客観的な情報を見つけるのは難しいです。

 

 

His report is very objective.

 

彼のレポートはとても客観的です。

 

 

以上のように、「objective」の意味が「目標」なのか「客観的」なのかは品詞の違い(使われ方の違い)で判断することができます。

 

 

 

ちなみに、「主観的な」は「subjective」と言い、名詞の用法はありません

 

 

まとめ

 

・名詞「objective」は「(達成すべき)目標」で、「短期的に達成可能な目標」や「最終的に達成可能だと思われる目標」に使われる傾向

 

 

・「purpose」は「目的」や「狙い」

 

・「aim」は「目的」や「狙い」

 

・「goal」は「目標」で、「長期的な目標」や「最終地点」に使われる傾向

 

 

 

・形容詞「objective」は「客観的な」

 

・主に「objective +名詞」で「客観的な○○」、または「be objective」の形で「(主語は)客観的である」

 

 

・objective の意味の違いは品詞の違い(使われ方の違い)で判断可能

 

 

 

・「主観的な」は「subjective」で、名詞の用法はない