英語で「真実はいつもひとつ」の訳
漫画『名探偵コナン』の有名なセリフ「真実はいつもひとつ」。
これには2つの翻訳が存在します。
・One truth prevails.
・There is always only one truth.
One truth prevails. の意味と文法
1つは「One truth prevails.」です。
自動詞「prevail」は「打ち勝つ」や「勝る」、「広まる / 普及する」という意味があります。
そこから、直訳だと「1つの真実が勝つ」になります。
が、ニュアンス的には「1つの真実が他の全てに勝っている = 真実はひとつ」というイメージになります。
また、現在形は普段のことを表すため、「いつも」のニュアンスも含んでいます。
英語版漫画・アニメではこちらの言い方が採用されています。
There is always only one truth. の意味と文法
2つ目は「There is always only one truth.」です。
文法的には、
・There is 構文 → ~がある
・always only → いつも~だけ / 常に~しか
・one truth → 1つの真実
よって、直訳だと「いつも1つの真実だけがある」になります。
グッズなどではこちらのフレーズの方が見かけるように思います。
何故言い方が2つあるのかと言うと、コナンに限らず翻訳漫画あるあるとして、同じセリフでも違う訳があてられている場合が多々あります。
アメリカ版『名探偵コナン』のタイトル
名探偵コナンはアメリカでは『Case closed』というタイトルになっています。
意味は「事件解決」です。
そして、アメリカ以外の地域では「Detective Conan」と訳されています。
[探偵繋がり]
・英語で「謎はすべて解けた」と「じっちゃんの名にかけて」はどう翻訳されている?