opt for の意味
「opt for」の意味は「~を選ぶ」や「~に決める」です。
後ろには名詞が入ります。
She opted for the latter.
→彼女は後者を選んだ。
I opted for this smart phone.
→このスマホを選びました。
ここには「他にもいくつかの選択肢がある中で、意識的にそれを選択する」というニュアンスがあります。
「選択」や「選択肢」などという意味の名詞「option」の「opt」と考えると、イメージしやすくなると思います。
opt to の意味
「opt to do」の形で「~することを選ぶ」や「~することに決める」という意味になります。
こちらも同様に、「いくつかの選択肢の中から意識的にそうすることを決める」というニュアンスです。
opt と apt の違いと発音に注意
間違いやすいのが、「apt」との意味と発音の違いです。
「apt」は「適切な」という意味の形容詞です。
他にも「be apt to do」の形で「~しがち」はよくある使い方です。
この2つは「ア」の発音が異なります。
「opt」の発音は【ɑpt】または【ɔpt】。
一方、「apt」の発音は【æpt】です。
また、見かけ方としては品詞の違いがあります。
「opt」は動詞、「apt」は形容詞としてしか使われないため、分からなくなったら用法で区別する方法もあります。
例文
We opted to see a movie instead of watching a baseball game.
→私たちは野球の試合を見る代わりに映画を観ることに決めた。
Many young people opt to go to college.
→多くの若者は大学に進学することを選ぶ。
I'm apt to buy things on impulse whenever something is on sale.
→安売りをしているといつも衝動買いしてしまうたちです。
(引用: DUO3.0)
まとめ
・「opt for +名詞」は「~を選ぶ」や「~に決める」
・「opt to do」は「~することを選ぶ」や「~することを決める」
・「他にもいくつかの選択肢がある中で、意識的にそれを選択する」というニュアンス
・「apt」との使い方と発音の違いに注意