パジャマは英語でパジャマだけどパジャマで通じなかった話

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パジャマは英語で「pajamas」と言います。

 

上下2つで1セットなので複数形になりますが、これはハサミ(Scissors)や眼鏡(glasses)と同じです。

 

また、「PJs」と略されたりもします。

 

 

他にも、パジャマの上のことを「a pajama top」、下は「pajama bottoms」や「pajama Pants」などと呼ばれます。

 

 

パジャマパーティは英語で「pajama party」と言い、アメリカでは「slumber party(スランバーパーティ)」とも言います。

 

 

 

一見、日本語と英語では同じように感じます。

 

しかし、以前ネイティブにパジャマと言っても通じていなかった事件を目撃しました。

 

 

パジャマで通じていなかった

 

中学生の時、英語の授業の補助として、スコットランド出身(大学は確かイングランド)の男の先生が来ていました。

 

ここではスコットランドのスコット先生(仮)としておきます。

 

 

 

ある日、クラスの女子数人がスコット先生と話していました。

 

1人の女子が「パジャマが云々」と言ったのですが、スコット先生の頭には「?」が浮かんでいました。

 

 

その女子は「パジャマって英語じゃなかったっけ?」となっていて、たまたまそれを聞いていた私も同じことを思いました。

 

そのあと何度かパジャマと言っていたら、スコット先生は「Oh, pajama!(pajamas?)」と急に閃きました。

 

 

 

おわかりいただけただろうか……

 

これがパジャマは英語でパジャマだけどパジャマで通じていなかった話です。

 

 

では何が問題だったのかというと、アクセントとリズムです。

 

パジャマの発音

 

カタカナのパジャマは「パ」にアクセントがあります。

 

 

一方、英語の「pajama」は「ジャ」にアクセントです。

 

発音記号

【pədʒάːmə】

 

更に、「パ ジャ マ」ではなく「p ジャー マ」で、リズムが異なります。

 

 

スコット先生は日本に来たばかりの若い先生だったので、カタカナ発音のパジャマを聞いたことがなかったのだと思います。

 

ということは、カタカナ発音では非常に通じにくいことになります。

 

 

この出来事は、如何にアクセントとリズムが重要かと思い知らされた事件として、未だに記憶に残っています。