例文で見る「peruse」の意味と覚え方。その語源とは?

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peruse の意味

 

peruse」は「~を熟読する」や「~を詳しく見る」という意味の他動詞です。

 

 

例文

I perused the contract.

 

→彼女は契約書を熟読した / しっかり読んだ。

 

 

かたい単語なので、日常会話よりも文章やプレゼンなどフォーマルな場面で登場します。

 

 

類義語には「examine」や「inspect」などがあります。

 

例文

 

I perused your website.

 

→あなたのサイトをしっかり見ました。

 

 

I perused Twitter for 15 minutes.

 

→15分Twitterを見ていました。

 

 

You should peruse your stock portfolio.

 

→あなたの株のポートフォリオを熟読した方が良い。

 

 

She spent hours perusing the site.

 

→彼女は何時間もそのサイトを見ていた。

 

 

I've perused your timeline looking for clues.

 

→証拠を探すのにあなたのタイムラインを見ました。

 

 

peruse の発音

 

peruse の発音記号

【pəˈruːz】

 

カタカナにすると「ペルーズ」です。

 

peruse の語源

 

語源は Middle English(11世紀~15世紀後半までの英語)にあります。

 

 

 

まず、peruse は「per」+「use」の組み合わせです。

per → completely(完全に) / thoroughly(徹底的に)

 

use → use(使う)

 

そこから、「peruse」には「使い果たす」や「使い切る」という意味がありました。

 

 

 

16世紀になると、そのような使い果たす意味から、「read carefully(じっくり読む / 精読する」の意味でも使われるようになります。

 

 

19世紀、それとは逆の「read casually(ざっと読む / 読み流す)」の意味でも使われ始めますが、理由は不明です。

 

 

 

現在では「~を熟読する」や「~を詳しく見る」がメインの意味になっています。

 

 

ただ、「ざっと読む」のニュアンスでも使われていることがありますが、本来の意味は「熟読」にあります。

 

 

peruse の覚え方

 

覚え方は、語源の「per」+「use」から「徹底的に使用する = 使い果たす = 熟読する / 詳しく見る」を連想させるのが一番頭に残ると思います。

 

 

 

ちなみに、per はperfect の per でもあります。

 

 「per」+「fectus(作られた / された)」から「完全に作られた / 完全にされた」。

 

そこから、形容詞「完全な」や動詞「~を完成させる」になっていきます。