preservation と conservation の違い
「preservation」と「conservation」は、どちらも「(環境などを)守る」という意味の名詞です。
しかし、そのニュアンスは異なります。
まず、「preservation」は、日本語で言う「保存」です。
よく使われるのが自然や環境に関する文脈です。
例えば、「environmental preservation」の意味は「環境保存」になります。
これは環境そのものに価値があるという考えから、自然のために自然を守ることを意味し、「自然そのままの姿を保存」するイメージです。
また、他にも文化遺産や歴史的なものの「保存」と言った場合は、そのままの形で残すことを意味し、言い換えると「維持」になります。
一方、「conservation」は、日本語の「保全」や「保護」です。
「environmental conservation」は「環境保全」、「wildlife conservation」は「野生生物の保護」になります。
これは生き物などのために自然を守ることを意味し、「資源などを利用しつつ、人間の手を加えながら持続可能な状態を維持・管理していく」というイメージです。
「水資源の保全」と言ったら、水という資源を汚染から防ぐと共に良好な状態を保つことになります。
protection の意味
「protection」は「広い意味での保護」で、日本語でよく使われる「保護」の多くに当てはまります。
物理的に何かから守ることだけではなく、権利の保護など幅広く使われます。
そこから、「危険から守るための防御」の意味でも使われます。
そして、「環境保護」は「environmental protection」と言い、自然や環境について使われる「保護」の場合、先述の「保全」と「保存」の両方の意味が含まれています。
まとめ
・「preservation」は「保存」
・環境そのものに価値があるという考えから、自然のために自然を守ること
・「environmental preservation」は「環境保存」で、「自然そのままの姿を保存」するイメージ
・「conservation」は「保全」や「保護」
・「environmental conservation」の意味は「環境保全」で、人間が資源などを利用しつつ手を加えながら持続可能な状態を維持・管理していくイメージ
・「protection」は広い意味で使われる「保護」で、物理的なものだけではなく権利の保護、危険から守る防御の役割などに対しても使われる
・「environmental protection(環境保護)」は「保全」と「保存」の両方の意味が含まれる