【例文で比較】「reflect」「reflect off」「reflect on」の意味と違い

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reflect の意味

 

reflect」の意味は「~を反射する」や「~を写す」です。

 

 

主に「主語 reflect A」の形で「主語はAを反射する / 写す」。

 

 

または「主語 be reflected」の受け身で「主語が反射する」になります。

 

例文

 

Water reflects light.

 

→水は光を反射する。

 

 

The mirror reflected her face.

 

→鏡が彼女の顔を写した。

 

 

The mirror reflects our physical appearance.

 

→鏡は我々の見た目を写し出す。

 

 

One mirror doesn't reflect all phenomena.

 

→1枚の鏡が全ての現象を映し出すわけではない。

 

 

Your glasses are reflecting the light.

 

→めがねが光を反射しているよ。

 

(引用:ウィズダム英和辞典 第4版)

 

音は「反響する」

 

音の場合は「反響する」と訳した方が自然になります。

 

例文

The sound was reflected by obstacles.

 

→音は障害物に当たって反響した。

 

(引用:ウィズダム英和辞典 第4版)

 

reflect は「反映する」の意味でも使われる

 

以上の意味から、「reflect」は「~を反映する」の意味でも使われます。

 

例文

The statistics reflect a painful reality.

 

→その統計は痛ましい現実を反映している。

 

 

This painting reflects my thoughts.

 

→この絵は私の考えが反映されている。

 

 

What is most impressive about these three types of martial arts is that they reflect Japanese tradition and values.

 

→この3種類の武道について最も印象的なことは、日本の伝統と価値観が反映されていることです。

 

(引用:速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.4 p304)

 

reflect off の意味

 

reflect off」の意味は「~に反射する」です。

 

 

「reflect」との違いは「~を反射」か「~に反射」かの違いになります。

 

 

例文

The moonlight reflected off the calm water.

 

→月明かりが静かな水面に反射した。

 

この文は「The moonlight "が" the calm water "に" 反射した」になります。

 

 

 

次の例文も同じです。

I love how the sunlight reflects off the gentle waves.

 

→太陽の光が穏やかな波に反射する様子がとても好きだわ。

 

(引用:速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.4 p120)

 

太陽の光 "が" 穏やかな波 "に" 反射する」となります。

 

 

 

以上のように、「reflect」と「reflect off」はそれぞれの対象を間違いやすいので注意が必要です。

 

reflect on の意味

 

reflect on」の意味は「~を熟考する」や「~をよく考える」です。

 

 

~を振り返る」と訳することもでき、ここには「反省する」のニュアンスが含まれる場合もあります。

 

例文

I reflected on my life choices.

 

→人生の選択について考えた。

 

 

She reflected on her past mistakes.

 

→彼女は過去の過ちについてよく考えた。

 

→彼女は過去の過ちを振り返った。

 

→彼女は過去の過ちを反省した。

 

reflect on が「熟考」になる理由と語源

 

「reflect」の語源は、ラテン語「re + flecto」の組み合わせから来ています。

 

re → 後ろに / 反対方向に

 

flecto → 曲げる

 

そこから、「後ろの方に曲げる = 反射」になり、「考えを自分の方に向ける」ことから「熟考」や「振り返る」の意味になっていきます。

 

 

その点において、日本語の「反省」も「過去を振り返る」というイメージは共通しています。

 

 

 

そして、ここでの「on」は「~に関する」という意味で使われています。

 

 

例えば、「a book on dinosaurs」は「恐竜に関する本」になります。

 

 

よって、「reflect on ~」の形で「~に関して考える」となります。

 

「reflect +that節」の意味

 

reflect +that節」は「that節以下ということを考える」で、よく「過去のことを振り返ってそう思った」という文章パターンで使われます。

 

 

 

これはフォーマルな文章などで使われる傾向があります。

 

例文

I reflected that I need to work harder.

 

→もっと頑張る必要があると思った。

 

 

Laura reflected that they were wrong to have married.

 

→ローラは彼らの結婚は間違いだったと考えた。

 

(引用:ウィズダム英和辞典 第4版)

 

まとめ

 

・「reflect」は「~を反射する / ~を写す」

 

・「主語 reflect A(主語はAを反射する)」や「主語 be reflected(主語が反射する)」の形

 

 

・「reflect off」は「~に反射する」

 

・「reflect(~を反射)」と「(reflect off)~に反射」の違いに注意

 

 

・「reflect on」は「~を熟考する」や「~をよく考える」

 

・「~を振り返る」や「~を反省する」のニュアンスでも使われる

 

 

・「reflect +that節」は「that節以下ということを考える」で、「過去のことを振り返ってそう思った」というフォーマルな文章で使われる傾向