「変顔」を英語で言うと?
変顔は英語で「silly face」と言います。
「Silly」は「馬鹿げた」「愚かな」「くだらない」という意味の形容詞です。
ただし、そこまでキツイ意味ではありません。
例えば、
「you are so silly」
は相手を本当に馬鹿にしているわけではなく、
・「おバカさん」
・「あんたおもろいな~」
・「お前アホやな~」
というニュアンスです。
もしくは英語版「愛すべき馬鹿」と言ってもいいかもしれません。
ネガティブではなく、どちらかというとポジティブ寄りです。
そこから、「silly face」は日本語の「変顔」を表します。
直訳だと「馬鹿げた顔」や「愚かな顔」になりますが、
どちらかと言うと、「おちゃめな顔」です。
また、「make a silly face」で「変顔をする」になります。
「funny face」の意味
似たような言葉に「funny face」と言うのがあります。
こちらも同じく「おかしな顔」「変な顔」「面白い顔」などを表します。
しかし、これはどちらかと言うと、「個性的な顔」です。
「silly face」の「変な顔(をする)」に対し、
「funny face」は「その人が生まれつき持っている顔」というニュアンスがあります。
そのため、「funny face」は「個性的な顔立ち」になります。
そしてそこから、「個性的で、魅力を感じたり印象に残る顔」という意味になります。
そのような、主に女性を褒める意味を含むようになったのは、
オードリー・ヘプバーンの「パリの恋人」からとも言われています。
また、「make a funny face」も「変な顔をする」という意味になります。
が、日本語の「変顔」に近いのは「silly face」の方だと思われます。
映画「Funny Face」
オードリー・ヘプバーンの映画に「パリの恋人」というのがあります。
それの原題が「Funny Face」です。
有名な映画「雨に唄えば」のスタンリー・ドーネン監督作品であり、
オードリー・ヘプバーン初めてのミュージカル映画です。
そこで出てくるのがこの歌詞です。
「I love your funny face.
Your sunny, funny face.
For you're a cutie, with more than beauty」
オードリーに対して使う「funny face」は「個性的で魅力的な顔」を通り越し、「美しさと可愛さが同居する唯一無二の顔」だと思ってしまいます。
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