smoking gun の意味と語源
「smoking gun」は「動かぬ証拠」や「決定的証拠」という意味のイディオムです。
何故このような意味になるのかというと、「硝煙が出ているということは、その銃を使ったという動かぬ証拠である」ことから来ています。
ドラマ『マンハント』の例文
Netflixドラマ『マンハント』に出てきたセリフです。
I need a smoking gun, guys.
さっきと同じだ 決定打に欠ける
主人公は犯人に繋がる証拠を見つけ、捜査令状を求めるも「決定的証拠が必要だ」と言われてしまいます。
日本語字幕では「決定打に欠ける」となっています。
その後の会話の流れから、他に2か所出てきます。
Well, go find a smoking gun because I can't sign anything until you do.
決定的証拠を出すまで 署名はしない
その後も証拠がない限り令状を出せないと言われます。
He says he needs a smoking gun.
フレチェロウが納得しないんです
フレチェロウは令状を出す判事に令状を出すよう求めることができる人物です。
その彼が somoking gun が無ければ無理だと言っている、と主人公は上司に伝えています。
漫画『Smoking Gun 民間科捜研調査員 流田縁』
『Smoking Gun 民間科捜研調査員 流田縁』という漫画があります。
民間の千代田科学捜査研究所に勤める主人公流田縁が、科捜研技官として様々な事件を解決する1話完結ストーリーです。
その流田縁の決め台詞が「決定的証拠だ」で、そこには「スモーキングガン」というフリガナが振ってあります。
2014年にはその漫画を原作とした香取慎吾主演ドラマ「SMOKING GUN~決定的証拠」が放送されました。