「be taken aback」の意味とニュアンス。「aback」とはどういう意味?

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be taken aback の意味

 

be taken aback」の意味は「驚く」や「面食らう」、「不意をつかれる」です。

 

この形で1つの成句です。

 

 

be taken aback by ~」の形で「~で(~に)驚く」となります。

 

例文

I was a little taken aback.

 

→少し驚いた。

 

 

I was taken aback by the news.

 

→私はそのニュースに驚いた。

 

be surprised at との違い

 

使い方や文法的には「be surprised at」と同じ系統です。

 

 

意味の違いとしては、「be surprised」は嬉しい驚きにも悪い驚きにも当てはまります

 

 

それに対し、「be taken aback」は思いがけないことやギョッとするようなこと、気が動転するようなことが起こった時の驚きに使われます。

 

 

aback の意味

 

aback(アバック)」は「逆帆になって」という意味の副詞です。

 

 

しかし、これは完全に航海用語です。

 

 

 

そのため、基本的に日常では「taken aback」という成句でのみ登場します。

 

 

帆が通常とは逆側に風を受けてバッと裏返るのを想像すると、驚くという意味に繋がるイメージは何となくできます。

 

be taken aback の例文

 

I was a little taken aback when I saw this.

 

→これを見たとき少し驚いた。

 

 

I was taken aback by her response.

 

→彼女の反応にギョッとした。

 

 

They were taken aback by her beauty.

 

→彼らは彼女の美しさに驚いた。

 

 

She was taken aback by his sudden confession.

 

→彼女は彼の突然の告白に面食らった。

 

 

I was taken aback by her behavior.

 

→私は彼女の振る舞いに驚いた。

 

 

まとめ

 

・「be taken aback」の意味は「驚く / 面食らう / 不意をつかれる」

 

・思いがけないことやギョッとするようなこと、気が動転するようなことが起こった時の驚きに対して使われる

 

 

・副詞「aback」は「逆帆になって」の意味があるが、日常では「taken aback」という1つの成句としてのみ使われる