日本でも人気のカーアクション映画『ワイルド・スピード』。
その原題は『The Fast and the Furious』と言い、邦題と原題は全く違うものになっています。
通称「ワイスピ」は男性のみならず、女性にも人気があり、多くのシリーズが作られています。
また、日本車をはじめ、数多くの車が登場するため、カーアクション映画好きだけではなく、車好きの方にも注目されています。
この記事では、ワイスピ全シリーズの原題を公開順番に見ていきます。
The Fast and the Furious の意味
「Fast(ファスト)」は「速い」「急速な」などという形容詞。
「Furious(フュァリアス)」は、
・激怒した
・怒り狂った
・荒れ狂う
・猛烈な
などという意味を持つ形容詞です。
そこから、「fast and furious」は「猛烈な勢いで」や「急激に」などという意味になります。
読み方をカタカナにすると「ファスト アンド フュァリアス」です。
そのため、「The Fast and the Furious」は「もの凄い勢いで車が爆走する映画」になっています。
そう考えると、邦題である「ワイルド・スピード」は少し抑えめな感じがします。
ワイスピの邦題と原題一覧
「ワイルド・スピード」を冠する作品は現在9作品(+スピンオフ1作)あります(短編除く)。
それぞれ邦題と原題が異なるため、公開順に1つずつ見ていきます。
<1作目>
邦題:ワイルド・スピード
原題:The Fast and The Furious
<2作目>
邦題:ワイルド・スピードX2
原題:2 Fast 2 Furious
<3作目>
邦題:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
原題:The Fast and the Furious : Tokyo Drift
<4作目>
邦題:ワイルド・スピード MAX
原題:Fast & Furious
<5作目>
邦題:ワイルド・スピード MEGA MAX
原題:Fast Five
<6作目>
邦題:ワイルド・スピード EURO MISSION
原題:Fast & Furious 6
<7作目>
邦題:ワイルド・スピード SKY MISSION
原題:Furious 7
<8作目>
邦題:ワイルド・スピード ICE BREAK
原題:The Fate of the Furious
<スピンオフ>
邦題:ワイルド・スピード/スーパーコンボ
原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw
<9作目>
邦題:ワイルド・スピード/ジェットブレイク
原題:F9(別題 Fast & Furious 9)
<10作目>
邦題:ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
原題:Fast X
※公開日は2023年5月19日(全米)
こうしてみると、原題と比べて「ワイルド・スピード」自体は控えめに感じるものの、サブタイトルの方は邦題の方が男心をくすぐるのでは?
と思ってしまいます。
また、「邦題ダサくない?」という声も。
しかし、海外では実際に「wild speed」やサブタイトルもカッコいい、との一定の評価を得ているようです。
それと、「the」の付いているタイトルと無いタイトルがあります。
この有無は、登場人物やテーマに何らかの意味を持たせているのかもしれません。
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ワイルド・スピードシリーズ