「There goes」の2つの意味と使い方|映画『美女と野獣』で学ぶ

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There goes の意味と使い方

 

There goes ~」の意味は、

 

~が行く

~が行ってしまう

~が(遠ざかって)行く

~がなくなる

 

などと訳されます。

 

 

主な意味は「行く」と「無くなる」です。

 

 

ここでの「there」は「~がある」という意味の「There (is / are)」ではなく、相手の注意を引く「there」として使われています。

 

 

日本語訳では「ほら」などと訳されますが、訳されないこともあります。

 

 

 

これは実際の使い方を見た方が早いため、「行く」と「なくなる」の2つの例文を見ていきます。

 

例文

 

There goes the bus.

 

→ほら、バスが行ってしまうよ。

 

 

There goes the last train!

 

→終電が行ってしまう!

 

 

There he goes.

 

→彼が(向こうに)行くよ。

 

※代名詞の場合は語順が入れ替わります

 

 

There goes my plans for the weekend.

 

→週末の予定が無くなる。

 

 

There goes my chance of meeting you in person.

 

→あなたに直接会う機会がなくなってしまった。

 

 

There goes a thousand dollars.

 

→千ドルがふいになる。

 

 

映画『美女と野獣』の There goes の使い方

 

ディズニー映画『美女と野獣』に「Belle」(日本語版は「朝の風景」)という曲があります。

 

 

その曲の最初の方に、このような歌詞が出てきます。

 

There goes the baker with his tray, like always

 

The same old bread and rolls to sell

 

 

日本語の歌詞はバージョンによって少し異なりますが、このような翻訳になっています。

いつもと同じパン屋さんが、パンを売りに来る(アニメ版)

 

今朝もパン屋はいつものように、パンを運んでる(実写版吹き替え)

 

いつものようにパン屋さんがおいしいパンを売る(実写版字幕)

 

パン屋がトレイにパンを乗せて歩くシーンです。

 

 

ここでの「There goes(the baker with his tray)」は「トレイを持ってパン屋が行く」という使われ方をしています。