文頭の to think that の意味
文頭に「To think that」が置かれる場合があります。
意味は「まさか~だとは(驚きです)」で、何かを知って驚いた時の表現です。
後ろには that節が続きますが、that は省略されることがあります。
To think she was married.
→彼女が結婚していたとは。
To think that it's already been 10 years since we met.
→出会ってからもう10年経つとは。
To think that he spent his entire savings on the car.
→まさか彼がその車に貯金を全額つぎ込むとは。
To think that +and で2つの文を繋げる
「To think that」の後に「and」で文が続く場合があります。
To think that he used to be so shy, and now he's a party animal.
→以前の彼はとてもシャイだったのに、まさか今やパリピだとは。
To think that I've been living in this city for 20 years and there are still so many famous spots I haven't explored yet.
→20年この街に住んでいるのに、行っていない名所がまだまだ沢山あるなんて驚きだ。
このように、「~なのに、まさか~だとは / ~だなんて」のニュアンスで使われます。
※「party animal」は日本語の「パリピ」を意味します。
・英語版「パリピ孔明」の「Ya Boy Kongming!」とはどういう意味?
聖剣伝説3の「To think that」の例文
To think that Valda had a daughter all along…
Valda は女王の名前です。
その女王に「まさか娘がいたとは……」と驚いています。
「all along」は「ずっと」や「最初から」という意味があります。
そして、別の個所にも出てきます。
What a simpleton! To think that the king has no interest in this fantastic sword.
「何て愚かな! まさか王がこの素晴らしい剣に興味がないとは驚きだ」
「simpleton」には「愚か者 / 馬鹿」という意味があります。
まとめ
・文頭の「To think that節」の意味は「まさか~だとは(驚きです)」で、何かを知って驚いた時の表現
・「To think that +文, and 文」の文章パターンもよく使われる