「tomato」の発音は「トマト」ではなく「トメイト」や「トゥメイト」。
そう教えられた人も多いと思います。
しかし、実は「トマト」も「トメイト」どちらも正しい発音です。
tomato の発音はイギリスとアメリカで異なる
結論から言うと、
・トマトはイギリス英語
・トメイトはアメリカ英語
という違いです。
イギリス英語圏であるオーストラリアも「トマト」発音です。
本来の発音に寄せて(強引に)カタカナ表記をするとしたら「トゥマァゥトゥ(イギリス)」と「トゥメイトゥ(アメリカ)」になります。
アメリカ英語では「t」が「d」の音になることがあるので、「トゥメイドゥ」とも発音されます。
tomato の発音記号
英【təmɑ́ːtou】
米【təméitou】
発音記号は明確に異なります。
英語で「ミニトマト」は何と言う?
ミニトマトは和製英語です。
英語では「cherry tomato」と言います。
サクランボのようなサイズで丸いトマトを指します。
主に東南アジアでは「grape tomato」とも呼ばれています。
ただ、少し細長いトマトも含まれます。
ミニトマトとプチトマトの違い
ミニ(mini)は「小さい」という意味の英語です。
プチ(petit)は「小さい」という意味のフランス語です。
ちなみに、プチトマトも和製英語になります。
更に言語の違いだけではなく、
・ミニトマトは小さなトマトの総称
・プチトマトはミニトマトの中の品種の1つ
このような違いがあります。
つまり、プチトマトは品種名です。
tomato の語源
「tomato」はアステカ先住民の言葉であるナワトル語「tomatl(トマトゥル)」が由来とされます。
トマトゥルの意味は「膨らむ果実」です。
アボカドとチョコレートもナワトル語由来
アボカドもナワトル語「āhuacatl(アーワカトル )」という果実名が由来とされます。
更に、チョコレートもナワトル語「chocolatl」から来ていると言われています。
しかし、ナワトル語にはそのような語はないとも言われており、ハッキリした語源は不明です。