「四六時中」は「1日中」や「いつも」という意味です。
これは昔、昼を六時、夜を六時に分けたことが由来の「二六時中」という言葉。
それを現代の24時間(4×6=24時間)に合わせたのが四六時中という言葉です。
実は英語でも似たような表現方法をします。
英語で「四六時中」の言い方
四六時中を英語では「twenty-four seven」と言います。
「24/7」とも書き、これは「24時間×7日」を表しています。
四六時中は1日のことですが、英語だとスケールが大きくなっているのが特徴です。
「年中無休」の意味でも使われる
「twenty-four seven」は「年中無休」という意味でも使われます。
そこから、「いつも / しょっちゅう」のニュアンスも持ちます。
よって、「twenty-four seven」は、
・四六時中
・年中無休
・いつも
・しょっちゅう
など、日本語の四六時中よりも意味の幅が少し広くなっています。
twenty-four seven の使い方
日本語では主に「四六時中~する」のように文頭に付きますが、英語は主に文末に置かれます。
I used to listen to this song 24/7.
→この曲を四六時中聴いていた。
→いつもこの曲を聴いていた。
ただし、これは口語的な表現です。
フォーマルな場では、ほぼ同じ意味の「all the time」を使ったほうが無難になります。
twenty-four seven の例文
That store is open 24/7.
→あの店は年中無休です。
He's working 24/7.
→彼は四六時中働いている。
We are available 24/7.
→年中無休でご利用いただけます。
I'm thinking about you twenty four seven.
→いつもあなたのことを考えている。
まとめ
・英語で「四六時中」は「twenty-four seven」で、「24/7」とも書く
・「年中無休」や「いつも / しょっちゅう」の意味でも使われる
・主に文末に置かれる
・口語寄りの表現なので、フォーマルな場では「all the time」が無難