Will you be doing の意味
「Will you be +ing」の意味は、日本語で言う「~することになっているのですか?」に相当します。
これは「Will you +動詞の原形」が未来進行形になった文です。
しかし、「Will you do」と「Will you be doing」はニュアンスが異なります。
Will you do と Will you be doing の違い
・Will you come to our party?
私たちのパーティーに来てくれますか?
・Will you be coming to our party?
私たちのパーティにお越しになりますか?
私たちのパーティに来ることになっていますか?
「Will you +動詞の原形」は「~してくれますか?」という依頼を意味します。
文法的には、この「will」は意思を表すため、相手に直接意思を尋ねています。
一方、「Will you be +動詞のing」の「will」は自然の成り行きを表す単純未来です。
これは「~することになっていますか?」という意味で、相手の予定を尋ねています。
そこから、「Will you be +動詞のing」の方が丁寧な質問の仕方になります。
もう1つ例文を見てみます。
・Will you join us?
あなたも参加してくれますか?
・Will you be joining us?
あなたも参加されますか?
「Will you join us?」は「参加してくれますか?」という依頼になり、相手に参加することを求めているニュアンスです。
それが未来進行形になると「参加することになるのですか?」になり、依頼ではなく「未来の予定として参加なされますか?」となります。
疑問詞が付いても同じ意味
疑問詞の文でも意味は同じです。
・How long will you stay here?
どのくらいここに滞在するのですか?
・How long will you be staying here?
どのくらいここに滞在することになっているのですか?
「How long will you stay」は「どのくらい滞在 "するつもりですか"」と、直接相手の意思を聞いています。
「How long will you be staying」は「どのくらい滞在 "することになっているのですか"」と、未来の予定を聞いています。
そのため、「疑問詞 will you be doing」の形の方が丁寧な質問の仕方になります。
まとめ
・「Will you be +動詞のing」は「~することになっていますか?」で、相手の予定を尋ねるフレーズ
・「Will you +動詞の原形」は「~してくれますか?」という依頼をするフレーズ
肯定文の「will」と「will be +動詞のing」の違いに関しては、「will と will be ~ing の意味と使い方とニュアンスの違い」の記事をご覧ください。