仮定法 would で提案をする使い方
仮定法「would」は「もしも~なら」という意味で使われます。
この would を使い、簡単なアドバイスや提案をするフレーズを作ることができます。
例えば、誰かに「行った方がいいかな?」と聞かれた時。
・「I would go.」なら「私だったら行きます」
・「I wouldn't go.」なら「私だったら行かないけど」
という、自分の意見を混ぜつつアドバイスをするフレーズとして使えます。
フルセンテンスだと「If I were you, I would ~?」になります。
が、会話では If I were you, は省略され、「I'd +動詞の原形」の形で使われることが一般的です。
このように省略されると、他の使い方(will の過去形として使う場合など)と混同するのではと思う人もいますが、間違いません。
何故なら、文脈で分かるからです。
would と should の違い
「should」も相手に提案する時に使います。
「You should go.」なら「行った方がいいよ」です。
この should と would の違いは、日本語にした時に受ける感覚と同じ感覚を持ちます。
・should は「~した方がいいよ」という少し直接的なアドバイス
・would は間接的に「私だった~するよ」という控えめなアドバイス
What would you do? の意味
この意味の would を使った有名なフレーズに「What would you do?」があります。
意味は「もしあなただったらどうしますか?」です。
A「If you won the lottery, what would you do?」
B「I'd quit job.」
↓
A「もし宝くじが当たったら、あなたならどうしますか?」
B「私だったら仕事を辞めます」
What would you do? の応用
What would you do? を応用することもできます。
例えば、「What would you recommend?」。
これは「あなただったら何をおススメしますか?」になります。
また、「Would you apologize?」=「あなただったら謝りますか?」のような使い方も可能です。
これも依頼の「Would you ~?(~してくれますか?)」との違いは文脈で判断することになります。
これは「Do you want to ~?」が「~したいですか?」なのか「~しませんか?」なのかの違いに似ています。
would の例文
I'd call him.
→私だったら彼に電話します。
I'd take the train.
→私だったら電車で行きます。
I'd be happy.
→私だったら嬉しいよ。
I'd be angry.
→私だったら怒るけどな。
I'd choose this one.
→私だったらこれを選びます。
I’d recommend swimming.
→私なら水泳をおすすめします。
I would'nt eat it.
→私だったら食べません。
I wouldn't answer the phone.
→私だったら電話に答えません。
I wouldn't wait.
→私だったら待ちません。
I wouldn't worry.
→私だったら心配しません。
Would you try this?
→あなただったらこれやる?
Would you date someone that smokes cigarettes?
→あなただったら煙草を吸う人と付き合いますか?