X(旧Twitter)を使った英語学習法
海外のニュースアカウントや英語の勉強系アカウントをフォローする等という話ではありません。
今回紹介するのは、Xの検索機能を使った英語学習の補助についてです。
目的は主に3つです。
・その表現が実際に使われているのかを調べる
・自分の考えた文が実際に使われているのかを調べる
・文脈を調べる
実際にその英語が使われているか
当ブログでも何度も触れている英語学習法に「英語で独り言」があります。
その時、自分が考えた文が正しい英語なのか確証が持てないことがあります。
また、過去に覚えた表現が本当に使われているのかが気になることもあります。
そのような時にXで検索して、出てきたら実際に使われていることになります。
逆に出てこなければ、文法的に間違っていたり、言い方が異なっている可能性があります。
『「ChatGPT」を英語学習に活かす7つの方法と注意点【AIを英語の勉強に活かす】」』でも書いたように、AIに聞いてもいいのですが、ChatGPTは添削や長めの文の方が活用できます。
文脈を調べる
他にも、部分的に検索して、どのような文脈で使われているかを調べることができます。
例えば、「make a difference」がどのような文で使われているのかや、「Don't tell me that節(まさか~と言わないよね)」に何が続いているのか調べたり。
そのようなフレーズや表現の応用を調べることができます。
Xでの検索方法
英語の場合、Xの検索欄にただ打ち込むと、英単語がバラバラに検索されてしまいます。
「how are you」という決まったフレーズすらバラバラに出てきてしまい、検索の邪魔になります。
そこで、単語を「""」で囲み、「"how are you"」とすることで、このカタマリで検索できるようになります。
また、「"how are you""a good"」のように2つ入れることで、2つのカタマリでも検索可能です。
検索の注意点
主な注意点は、使われているからと言って正しい英語とは限らない点です。
これは、日本人が書く日本語が正しいとは限らないのと同じです。
日本語の使い方が違っていたり、文章的に違和感があったり。
他にも口語や書き言葉が混在しています。
また、英語の場合は非ネイティブの方の割合も多く、英語学習者もいます。
その辺りも加味した上で「英語学習の補助」として使うのが無難です。
これはGoogle翻訳やDeepLなどの自動翻訳、AIの回答も同様です。
・文法や文章的に正しいとは限らない
・口語と書き言葉の混在
・間違いを見分けられる程度の英語知識があった方が無難
まとめ
X(旧Twitter)の検索機能を使うことにより、実際に使われている英語なのかを調べることができます。
特にスピーキングや英作文など、発信する際の確認として有用です。
英語の場合は「"単語"」と「""」で囲むことで、カタマリとして検索できます。
ただし、ネイティブが使っているからと言って正しい英語(英作文やフォーマルで使える英語)とは限らない点に注意します。
また、口語や書き言葉が混ざっていたり、非ネイティブや英語学習者なども検索に引っかかるため、ある程度の英語知識があった方が無難です。
SNSは世界中の人が使っているリアルタイムのデータベースのようなものなので、このようなツールを活用しない手はありません。