「make one's way」の意味とニュアンス|映画『ゼロ・グラビティ』で学ぶ

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make one's way の意味と使い方

 

make one's way」の意味は「進む」や「向かう」です。

 

 

後ろに「to / through / towards / into / in」などを置き、「~に」や「~へ」と続けることができます。

 

make one's way と go の違い

 

「go」との違いは、「苦労して進む」や「行くのに時間が掛かる」のニュアンスが含まれることが多い点です。

 

 

Due select には次のような例文が載っています。

 

例文

They made their way on foot through the valley.

 

→彼らは山間の谷を徒歩で進んだ。

 

舗装された道路と比べ、歩き難く時間も掛かる道のイメージを持ちます。

 

 

映画『ゼロ・グラビティ』の例文

 

映画『ゼロ・グラビティ』の序盤。

 

事故が起こった後、宇宙飛行士が宇宙空間を漂っている場面で出てくる台詞です。

 

 

We have to make our way to the space station.

 

 

意味は「宇宙ステーションに行かなければならない」です。

 

 

日本語字幕は「ISSへ向かう」になっています。

 

※ISSは International Space Station(国際宇宙ステーション)の略です。

 

 

 

宇宙空間という極限状態では、簡単に宇宙ステーションに行くことはできません。

 

そこに、ただの go ではなく、 make one's way の「苦労して進む」のニュアンスが含まれています。