・英語の勉強を始めたい方
・まず何をすれば良いのか分からない方
・中学英語をほとんど忘れてしまった方
・基礎中の基礎から学び直したい方(実質ゼロから)
「英語を勉強を始めたいけど、何から始めれば良いのかわからない!」
そのような時は、英語の土台である文法から始めるのが最適です。
何故なら、英語を理解するためには文法の知識は必ず必要になってくるからです。
文法の基礎を学ぶ
文法は英語の基礎であり土台です。
文法を学ぶことにより、文の構造を知ることができます。
文の構造を理解できれば、英文を正しく理解することができます。
そうなれば、正しい英文を作ることができます。
つまり、文法はスピーキング・リスニング・ライティング・リーディング全てに役立ちます。
そのため、一番最初に文法を学ぶと、その後の学習も効率的になります。
文法は教材で学ぶ
文法の勉強は教材が必要ですが、最近はよくまとまっている英文法書が多く出ています。
その中で初心者の方におすすめなのが「基本にカエル英語の本 英文法入門」というシリーズです。
※中学英語はある程度頭にあるという方は、次のステップ(総合英語による学習)に進みます。
基本にカエル英語の本は、現役の中学生から、英語の勉強をゼロから始めたい方に最適な英文法の入門書です。
本書は、全3冊に分かれている分、1つ1つが丁寧に解説されています。
内容は図や可愛いイラストが多く、難しい文法用語も出てきません。
そして重要なのは、「英語初心者と一緒に作った本」というところです。
著者に寄せられた「ここが分からない」「ここが分かり難い」という、初心者がつまづきやすいポイントを抑えています。
もう1つ重要なのは、CD1枚付属という点です。
ただの読み上げではなく、解説も聞くことができます。
CDがあるのと無いのとでは、効率がまるで違ってきます。
まずはこのレベルの文法を正しく理解することが英語学習のスタートになります。
そして、「英語とはどのような言語か」を学びます。
このシリーズ3冊をきちんと理解できたら、完全な初心者は脱出したと言っても良いと思います。
総合英語による文法学習
基本にカエル英語の本を学習し終えた方。
または中学英語は頭にあるという方は、総合英語で学びます。
総合英語は、基本にカエル英語の本から1歩レベルが上がった英文法書です。
中学・高校入学の時、学校指定の総合英語を買った方も多いと思います。
そしてこれは、学校を卒業してからも、長く使える英語の参考書です。
そのため、英語を学ぶ際に最低1冊は欲しい必須の本です。
自分のように、複数持っている方も多いです。
この総合英語をマスターできれば、文法に関しては中級者以上の域に突入することになります。
文法学習に関しては、ここが1つの区切りです。
おすすめの英文法書はこちらをご参照ください。
文法と並行して学ぶもの
ここまでは土台となる文法学習を見てきました。
それと並行して学ぶべきものは、発音と単語です。
単語と発音に関しては、こちらの記事をご参照ください。
→英語の勉強は基礎学習から始めるのが効率的|初心者+の学習方法
最初は本からがおすすめ
最初の学習は本がおすすめです。
今はアプリや英会話教室、学習教材など様々あります。
が、それらはレベルが高く、初心者にとってはハードルも高いです。
しかし、本だと取っつきやすく、1冊を使いこむことを考えると、トータル的には値段は安めです。
また、本は書き込みも自由で、使いこむことで使用感が出てきます。
それにより「これだけ勉強した」というのが分かりやすく、それに伴い自信や達成感、そして本への愛着も生まれます。
それに、自分のペースで学ぶことができるため、「ついて行けずにやめてしまった」となり難くもなります。
もし、買ってみたけどレベルが高すぎた場合でも、本だと自分の英語レベルが追いつくまで寝かせておくことができます。
以上のことから、英語学習のスタートは本から始めるのがおすすめです。
まとめ
・英語の土台である文法から学ぶのが効率的
・まずは中学英語レベルの文法から
・その次は総合英語で1つ上の文法を学ぶ
・できればそれと並行して単語や発音の基礎を学ぶのも意識
・最初は自分のペースで学べる本がおすすめ
文法の基礎の基礎を学んだら、次のステップへ進みます。