smell と smell of の違い
「smell」と「smell of」はどちらも「~のにおいがする」と訳されます。
しかし、使い方は異なります。
・smell の後ろには形容詞が入る
・smell of の後ろには名詞が入る
・「~のような」は「smell like + 名詞」
それを踏まえて、例文を見ていきます。
例文
It smells good.
→いい匂い。
This coffee smells good.
→このコーヒーはいい匂いがする。
The water smells funny.
→水が変な臭いする。
Somothing smells delocious.
→何かいい匂いがする。
This room smells of onions.
→この部屋は玉ねぎのにおいがする。
His car smells of cigarettes.
→彼の車は煙草臭い。
His breath smelled of alcohol.
→彼の息はお酒臭かった。
It smells like rotten eggs.
→腐った卵のような臭いがする。
注意点は、この smell は自動詞という点です。
そして、例文のように「主語(物など)が~のにおいがする」という意味になっています。
ドラゴンクエスト6の例文
It really smells of the sea in here doesn't it?
「ここは本当に海の匂いがするね」
他動詞「smell」の意味と使い方
他動詞「smell」の場合、主語には人や動物などが置かれます。
例えば、「I smell cheese.」は「チーズのにおいがする」という意味です。
「I can smell cheese.」と「can smell」の形でも使われます。
これは「人が~のにおいを感じる」という形になっています。
更に、日本語の「危険なかおりがする」のように、「何かに感づく」というニュアンスでも使われます。
他にも、「誰々が~のにおいを嗅ぐ」という意味もあります。
「He smelled cheese.」なら「彼はチーズの匂いを嗅いだ」になります。
基本的に smell は進行形にしませんが、この意味の場合は進行形にして「~を嗅いでいる」とすることができます。
例文
I still smell gas.
→まだガスのにおいがする。
Can you smell something?
→何かにおわない?
Can you smell something burning?
→何か燃えてるようなにおいしない?
I can smell burning.
→燃えてるにおいがする。
Smell these flowers.
→この花の匂いを嗅いでみて。
I'm smelling betrayal.
→裏切り(裏切者)の匂いがする。
まとめ
・「smell+形容詞」で「~なにおいがする」
・「smell of +名詞」で「~のにおいがする」
・「~のような」は「smell like + 名詞」の形
・他動詞「smell」を使うと「主語 smell 名詞」の形で「主語が~のにおいを感じる」になる
その他の感覚動詞の使い方はこちらをご覧ください。
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