says の発音
「say」の三人称単数である「says」。
「say」の発音は「セイ」なので、「says」も「セイズ」に……はなりません。
「says」の発音をカタカナにすると「セズ」になります。
【sez / sɛz】
これは一種の不規則な発音変化と言えます。
そして、正しい発音を知ることは、リスニングの際にとても重要な知識になります。
ネイティブは一瞬で「セズ」と言うので、「says = セズ」だと知らないと聞き取れません。
また、過去形の「said」も【sed(発音記号) / 「セドゥ(カタカナ)】と発音されるように、この単語は見た目通りには発音されないのが特徴です。
against の発音
「said」と似た発音をする単語に「against」があります。
発音をカタカナにするなら「アゲンスト」です。
【əˈɡenst】
カタカナでは「アゲインスト」と書かれたりしますが、「gain」は「ゲイン」ではなく「ゲン」と発音されます。
これは「said」の「ai」の部分と同じ現象です。
「何故」を考えると言語学になる
単語単位で何故このような発音になるのかを調べるのは途方もないので、丸暗記して「そう発音するもの」と考えると、英語学習は効率的になります。
「何故こうなったか」を考えるのは、語学と言うよりも言語学に近くなります。
これは洗濯機が「せんたっき」、体育館が「たいくかん」と発音するのは何故か、と考えるのと同じようなものです。
カタカナ読みに注意すべき英語
カタカナでも使われているのに、発音が異なる英語が沢山あります。
例えば、
などがあります。
これも知らなければリスニングでも苦労します。
発音に関しては「カテゴリー:発音」と合わせてご覧ください。