英語で「できるようになってきた」
「I'm getting better at ~」の形で「~ができるようになってきた」と表現することができます。
元の表現は「I'm good at ~(~が上手 / 得意)」です。
そこから、「I'm getting better」は「good になりつつある」というイメージです。
「be getting」は「It's getting dark.(暗くなってきた)」のように、「~になる」という変化を表します。
後ろには名詞や動名詞が入ります。
例文
I'm finally getting better at it.
→やっとできるようになってきた。
→やっと上手くなってきた。
I'm getting better at speaking English.
→英語が話せるようになってきた。
I'm getting better at understanding English.
→英語が分かる(聞き取れる)ようになってきた。
I'm getting better at playing the guitar.
→ギターが弾けるようになってきた。
I'm getting better at swimming.
→泳げるようになってきた。
「can + now」の言い方
口語では、単純に「can + now」の形も使われます。
次の2つの例文は「今できるようになっている」という変化を表しています。
I can speak Spanish now.
→スペイン語が話せるようになった。
I can play the piano now.
→ピアノが弾けるようになった。
I can run faster now.
→今はより速く走れるようになりました。
こちらは比較級が付くことにより、「以前よりも速く走れるようになった」ことを表しています。
「be able to +now」に言い換えられる
また、「be able to +now」でも同じです。
I'm able to solve complicated physics problems now.
→複雑な物理の問題を解けるようになりました。
「become able to」はフォーマルな言い方
「become able to」も「~ができるようになる」という意味です。
しかし、こちらはフォーマルな言い方で、口語(カジュアルな会話)ではあまり使われません。
Thanks to daily practice, I became able to play the guitar.
→日々の練習のおかげでギターが弾けるようになりました。
まとめ
・「I'm good at ~」は「~が上手 / 得意」
・「I'm getting better at ~」で「~ができるようになってきた」
・後ろには名詞や動名詞が入る
・口語では「can + now(できるようになった)」と「can +比較級 now(以前よりできるようになった)」の形も使われる
・「be able to +now」も同じ
・「become able to」は口語ではあまり使われないフォーマルな言い方
似た表現には「~のコツを掴む」があります。
・英語で「(~の)コツを掴む」の慣用句的な言い方。「tips」とは何が違う?