can't help but do の意味と使い方
「can't help but ~」の意味は「~せずにはいられない」です。
but の後ろには動詞の原形が入ります。
また、think など that節が続けられる動詞の場合は「can't help but think that +文」の形にすることも可能です。
そしてこれは、「can't help doing」の言い換え表現になります。
この2つの違いとしては、can't help but do はイギリスよりアメリカで使われる傾向にあります。
can't help が「せざるを得ない」になる理由
では何故このような意味になるのかというと、help は can や can't を伴うと、「~を避ける」や「~を防ぐ」という意味で使われます。
そこから、「can't help = ~を避けられない」→「~せざるを得ない」となります。
can't help but の場合の but は「~以外」で、「~する以外は避けられない」でも意味は通りますが、否定語と組み合わされることにより「だけ(only)」のような意味合いにもなります。
「nothing but」が「~に過ぎない」や「ただ~だけ」になるのと同じです。
よって、can't help but は「~するのだけは避けられない」のようなニュアンスになります。
can't help but の例文
I can't help but buy it.
→それを買わざるを得ない。
We couldn't help but laugh.
→私たちは笑わずにはいられなかった。
I can't help but just cry out.
→ただ泣くしかない。
I can't help but think she is lying.
→彼女が嘘をついていると思わざるを得ない。
I can’t help but wonder what life would be like if my mom was still alive.
→もし母がまだ生きていたらどんな人生になったのかと考えずにはいられない。
You can't help but feel like you played some small role.
→いくつかの小さな役割を演じたような気がしてならない。