「fare well」と「farewell」の意味と使い方。何故「うまくやる」になる?

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fare well の意味と例文

 

fare well」には「うまくいく」という意味があり、自動詞的に使われます。

 

 

例文

I hope you fare well on your journey.

 

あなたの旅が上手くいきますように。

 

 

Did you fare well?

 

上手くいきましたか?

 

 

この「fare well」は、主にフォーマルな言い方や文章で使われる言葉になります。

 

「うまくやる」のニュアンス

 

例文

 

Did you fare well with the storm?

 

 

この文は「嵐を上手くやり過ごせましたか?」ということですが、簡単に言うと「嵐は大丈夫でしたか?」となります。

 

 

文脈によっては、「うまくやる」の日本語訳が若干変わることもあります。

 

逆は「fare badly」

 

逆に「上手くいかない」は「fare badly」の形になります。

 

例文

The new model of the car fared badly in a road test.

 

その車の新しいモデルはロードテストで上手くいかなかった(良い結果が出なかった)。

 

(引用:Cambridge Dictionary

 

名詞の「farewell」の意味

 

名詞「farewell」の意味は「別れ」や「別れの言葉」です。

 

 

そこから、「さようなら」という別れの挨拶としても使われます。

 

 

 

そして、よく使われる「a farewell party」は「お別れ会」を意味します。

 

 

最近は読み方をカタカナにした「フェアウェルパーティ」という言葉も見かけることがあります。

 

farewell と goodbye の違い

 

farewell」と「goodbye」は意味的には同じです。

 

 

ただし、「Goodbye.」は日常でも使われるのに対し、「Goodbye.」はフォーマルな場面、または長期的な別れや永遠の別れ(再会が難しいような別れ)の時に使われます。

 

 

 

逆に、よりカジュアルな言い方は「Bye.」です。

 

fare の語源

 

動詞の「fare」は古い英語で「旅をする」や「行く」という意味がありました。

 

 

fare well」は「いい旅をする」になり、そこから「いい旅をしている = うまくやっている」に繋がります。

 

 

 

そして、名詞「farewell」は、命令文の「Fare well.」が一語になったものです。

 

 

つまり、「Fare well.(よい旅をして)」が「(旅に出る相手に対する)さようなら」という別れの挨拶として使われるイメージです。

 

 

まとめ

 

・「fare well」の意味は「うまくいく」で、自動詞的に使われる

 

・主にフォーマルな場面や文章で使われる言葉

 

・文脈によっては「大丈夫」のニュアンスでも使われる

 

 

 

・名詞「farewell」の意味は「別れ」や「別れの言葉」

 

・「さようなら」という別れの挨拶としても使われる

 

・「a farewell party」は「お別れ会」

 

 

 

・「Goodbye.」は日常でも使われる

 

・「Goodbye.」はフォーマルな場面、または長期的な別れや永遠の別れ(再会が難しいような別れ)の時

 

・よりカジュアルな言い方は「Bye.」