novel の2つの意味と使い方
名詞「novel」は「小説」という意味でよく知られており、「ライトノベル」などのように、日本語にもなっています。
※ちみなにライトノベルは和製英語です
しかし、この「novel」には、語源を同じくする別の意味があります。
それは「斬新な / 革新的な / 奇抜な / 新しい」などという意味の形容詞「novel」です。
novel idea
→斬新な考え
novel approach
→革新的なアプローチ
また、医療の分野では「(承認前の)新しい薬」や「新しいタイプの病気」などに使われます。
novel anti-cancer drugs
→新規抗がん剤
novel drug
→新薬(new drugとも)
(the)novel coronavirus
→新型コロナウイルス
2つの見分け方
2つの「novel」の見分け方は、
・「小説」の novel は名詞
・「新しい」の novel は形容詞
と品詞で区別することができます。
new と novel の違い
形容詞「new」も「新しい」です。
これは日本語でよく使われる「新しい車」のように「新しい○○」の形で使われ、使用の幅も広いです。
一方、「novel」は「今までになかったもの」のニュアンスがあります。
「novel idea(斬新な考え)」も、ただ新しいアイディアなのではなく、「今までになかったような新しいアイディア」のニュアンスが含まれています。
novel の語源
「小説」の novel も、「新しい」という意味の novel も同じ語源を持ちます。
語源はラテン語「Novus(ノウス / ノヴス)」にあります。
意味は「新しい」や「新鮮な」です。
形容詞「novel」は、そこから来ています。
そして、そこから派生したのが、
・新しい話 → novel
・新しい話を考える人 → novelist
※ist → 「~する人 / ~を作る人」の意味
という名詞の意味になります。
つまり、先に形容詞「novel」があり、そこから名詞に派生した形になります。
また、
・innovation(革新 / 発明)
・supernova(超新星)
・novice(初心者)
なども「Novus」を語源に持ち、スペルや意味に片鱗が見えます。
ちなみにラテン語では、「新年」は「Novus annus(ノヴス アンヌス)」。
「明けましておめでとう」や「よいお年を」は「Felix sit annus novus(フェリクス シート アンヌス ノヴス)」と言います。
まとめ
・形容詞「novel」の意味は「斬新な」や「新しい」
・「小説」の「novel」は名詞なので品詞で区別できる
・語源はどちらも「新しい / 新鮮な」を意味するラテン語「Novus(ノウス / ノヴス)」から来ている