毎日の勉強を時間と量で区切るメリットは集中力維持と効率化【休憩の取り方と勉強サイクル】

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毎日の勉強スケジュールを組む時、時間で区切る方法量で区切る方法の2種類あります。

 

 

 

時間での区切りは、「30分勉強→5分休憩→30分勉強→5分休憩……」と、決まった時間で管理する方法です。

 

 

での区切りは、「単語帳10ページやる→15分休憩→文法1単元やる→15分休憩……」と、決まった分量ごとに進めていく方法です。

 

 

 

どちらの方法もメリットがあるのですが、結論から言うと「最初は量で区切り、慣れてきたら時間で区切る」、そして「2つを組み合わせる」です。

 

 

 

量で区切るメリット

 

量で区切るメリットは、1日の勉強量を把握しやすいことと、逆算が可能なことです。

 

 

特に複数の教材を使う場合に効果的です。

 

 

 

例えば、「英文法書・単語帳・YouTubeの英語動画」をやるとします。

 

 

文法書1単元やる→10~15分休憩→単語10ページやる→10~15分休憩→動画1~2本見る

 

 

これを1セットと決めたら、この流れを毎日最低でも1セット行います。

 

 

こうすることにより、1日分の勉強量と進捗具合を把握しやすくなります。

 

量で区切ると逆算できる

 

量で区切ることで逆算が可能になります。

 

 

仮に英文法書が全24単元なら、1日1単元やれば24日で1周することになります。

 

 

もし「2週間でこの本を1周したい」と考えるなら、1日何単元やれば終わるかを逆算することができます。

 

 

300ページの単語帳なら、「1日に何ページやれば何日で1周できるか」を計算することができます。

 

 

このように、量で区切ることで勉強の計画が立てやすくなり、ローテを組めるメリットがあります。

 

勉強を時間で区切るメリット

 

時間で区切るメリットの1つは、集中力が持続することです。

 

 

長時間の勉強を続けていると、集中力が減っていき、少しずつダレてきます。

 

そこで、時間を決めつつ細かく休憩を挟むことで、頭をリフレッシュする効果が生まれます。

 

 

それにより、集中力の維持とダレてくる感覚を減らすことができます。

 

時間区切りはモチベがない時にも有効

 

あまり勉強のモチベーションが上がらない時。

 

 

例えば「30分だけやる」と時間を決めてタイマーをセットすると、意外と取り組みやすくなります。

 

 

何故なら、「終わる時間が見える」というのがモチベ上昇に関係しているからです。

 

時間で区切る方法の具体例

 

私の場合、2パターンで行っています。

30分勉強→5分休憩→30分勉強→10分休憩

 

50分勉強→10分休憩→50分勉強→20分休憩

 

このサイクルを1セットと換算しています。

 

 

2回目の勉強時間が終わったら、散歩したり全く別なことをするのもおすすめです。

 

 

もし勉強を続ける場合は、この1セットを追加します。

 

時間はタイマーをセットする

 

勉強時間と休憩時間はスマホのタイマーをセットしています。

 

 

コツは「とにかく時間厳守」です。

 

 

どんなに勉強が中途半端でも、タイマーが鳴ったらやめます。

 

 

休憩も時間厳守です。

 

 

このような時間で区切る方法は、ポモドーロ・テクニック(ポモドーロ法)と呼ばれています。

 

ポモドーロ・テクニックのやり方

 

本家のポモドーロ・テクニックは、「25分作業→5分休憩」のサイクルを2~4セット行い、その後に長めの休憩(15~30分)を入れるテクニックです。

 

 

 

私が30分と50分で区切っているのは、一番やりやすいからです。

 

よって、時間の区切りは自分が集中しやすい時間に合わせて行うのが良いと思います。

 

 

 

中には、短いスパンの「15分勉強→5分休憩」をできる限り連続で行い、集中力が切れるまで続ける方もいます。

 

最初は量で区切り、慣れてきたら時間で区切る

 

勉強のやり始めは量で区切るのをおすすめします。

 

 

何故なら最初は「理解すること」に重点を置くため、1つのカタマリ毎に学んでいきます。

 

 

特におすすめなのが、

【1日目】

勉強Aをやる

 

 

【2日目】

勉強Aの復習

勉強Bをやる

 

 

【3日目】

勉強Bの復習

勉強Cをやる

 

このように、前日の復習+その日の勉強を行うことです。

 

 

 

そして、教材を1周し終わったら、2周目は時間で区切ります。

 

 

2周目は既に内容が頭に入っている分、早く進みます。

 

 

つまり、2周目は1周目と同じ時間で1日半~2日分の勉強をすることができるようになります。

 

その状態で時間区切りをすることで、勉強の密度を上げることができます。

 

 

 

単語帳を何周もしていると、1日で1周できるようになるので、最終的には「1冊」という量で換算することもできます。

 

最終的には時間と量を組み合わせる

 

英語の場合、最低限やるべき基礎的な勉強(発音記号・文法・基本単語)を終えたらフリーモードに突入するようなものなので、あとは自分の伸ばしたい能力の勉強を中心に行います

 

 

勉強の例

・50分語彙暗記→10分休憩→50分語彙暗記→20分休憩

 

・単語20個暗記→10分休憩→単語20個暗記→20分休憩

 

・何周もした単語帳1冊の復習

 

 

・独り言15分→5分休憩→独り言15分→10分休憩

 

 

・シャドーイング30分→10分休憩→シャドーイング30分休憩→15分休憩

 

 

・リスニング30分→5分休憩→リスニング30分休憩→10分休憩

 

 

・ドラマを毎日1話見る

 

・映画を30分~1時間見る(続きは翌日)

 

・YouTube の英語動画を毎日1~2本見る

 

 

・英語のゲームを30分~1時間やって「知らない単語を調べたりフレーズを学ぶ」

 

このように、勉強内容によって時間と量の区切りを付けていきます

 

 

 

そして、自分のやりたい勉強を組み合わせ、1日のローテーションを考えます。

 

私が一時期やっていたのは、

文法問題と問題のシャドーイング30分

10分休憩

シャドーイング30分

10分休憩

YouTube の英語動画1~2本

最低でもこのローテを毎日1セットやっていました。

 

 

 

あとは空いた時間に、

 

・文法問題の復習

・文法問題を日本語から英語に訳す

・英語のゲームをやる

 

などをプラスしたり、その都度変えていきます。

 

 

この組み合わせは自分のやりたいこと(伸ばしたい能力)を中心にやればいいので、組み合わせ方は実質無限大です。

 

大事なのは効率的に勉強を続けること

 

もちろん、シャドーイングを1日3時間やるなど、時間の許す限り同じ勉強を繰り返しても構いません。

 

 

休日に8時間ぐらい洋画や海外ドラマで勉強しても良いです。

 

 

大事なのは1日分の学習量を決め、意識的に休憩を挟むことにより、集中力維持と効率化を図ることです。

 

 

ダラダラやるよりも、集中して短時間行う方が効率的です。

 

 

 

そして勉強に限らず、毎日続けることが何よりも大変です。

 

そのためにも時間や量で1日分の管理することが重要になってきます。

 

 

まとめ

 

・量で区切ることで1日の勉強量が管理しやすくなる

 

・時間で区切ることで集中力を維持できる

 

・最初は量で区切り、慣れてきたら時間で区切る

 

 

・最終的には勉強内容によって区切り方を変える

 

・区切った勉強を組み合わせて1日のローテを作る

 

・勉強の組み合わせ方は無限大

 

 

・そもそも勉強を続けることが大変だからこそ意識的な管理が必要

 

 

・1日分の学習量と休憩を意識させることで集中力と効率化を図る

 

 

 

具体的な勉強法については、ブログの「勉強法タグ」の記事一覧をご覧ください。