1冊の英単語帳を完璧にする使い方はメリットだらけ!|学習が効率的になる単語帳とは

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英単語帳1冊を完璧にするメリット

 

1冊の英単語帳を完璧に仕上げることにより、いくつものメリットが生まれます。

 

1冊をマスターするメリット

 

英単語の知識の核になる

 

その後の学習が楽になる

 

その後に使う単語帳を選ぶ基準が分かる

 

 

これは中学生や受験生、社会人のやり直しでも同じです。

 

 

次はその理由を詳しく見ていきます。

 

英単語の知識の核になる

 

1冊を完璧にマスターすることで、その単語帳が単語知識の核になります

 

完璧にマスターの基準

 

その単語を使った例文が思い浮かぶ

 

例文の音声を聞いて意味が取れる

 

例文の音声が頭に浮かぶ

 

 

この状態になると、英語を英語のまま理解できるようになります。

 

 

 

例えば、「My name is ~」や「How old are you?」は日本語を介さなくても、そのまま意味を理解できるはずです。

 

「book」のような単語でもそうです。

 

イメージとしては、単語を見聞きした時に「えーっとこれは…」とならない状態を指します。

 

 

 

そして、音声を何度も聞くことにより、その音が頭に浮かぶようになります。

 

音が浮かぶということは、その単語帳に載っていたものが別の場所に出てきた時に聞き取れることになります。

 

 

 

この状態を例えると、「オッス! おら悟空!」という文字を見たときに野沢雅子さんの声が聞こえてくるようなものです。

 

「海賊王に俺はなる!」でも、のび太の「ドラえも~ん(泣)」でも何でもいいです。

 

その文字を見れば、音声が浮かび、好きな漫画ならそのセリフが使われているコマやアニメのシーンも思い浮かぶはずです。

 

 

 

それと同じように、英語を見たときに核になった英単語帳から意味や音を引き出せるようになります

 

つまり、1冊の単語帳を完璧にすることで英単語の知識の源泉になります

 

 

これは英作文やスピーキングのような発信する能力も上げることに繋がります。

 

 

 

私の場合はDUO3.0がその状態になっています。

 

DUO3.0の見出しになっている単語・イディオム・フレーズなどが出てきた時、DUO3.0のどの例文に出てきたかが分かります。

 

そして、CD音声も頭に浮かびます。

 

DUO3.0の音声を聞きまくっていた人なら、「We must respect…」の文字を見ただけで、後に続く音声が頭に浮かぶはずです。

 

その後の学習が楽になる

 

ある程度単語の知識を固めておくと、その後の英語学習が楽になります。

 

 

何故なら、新しい教材を使い始めたり、もう1つ上のレベルの勉強をしようと思った時、既に仕上げた単語帳が土台になってくれるからです。

 

その土台の上に新たな単語や英語の知識を積み上げていくことが楽になります。

 

 

 

それに、単語帳に載っている単語は意外と被っているものが多いです。

 

よって、1冊を完璧にしておくことにより、新しい単語だけに集中することができ、学習の効率化が進みます

 

 

更に、既に覚えた単語やフレーズの復習も兼ねることもできます。

 

その後に使う単語帳を選ぶ基準が分かる

 

1冊を仕上げた後に他の単語帳を見ると、自分の知ってる単語と知らない単語が一目で分かるようになります

 

 

英単語帳は少しずつレベルを上げていくのが効率的です。

 

よって、新しい単語帳でレベルアップしたいと思った時、知らない単語が5~6割ある単語帳を選ぶのがいいと思います。

 

 

 

これをイメージ化すると階段です。

 

1段目から3段目に一気に飛ぶのではなく、1段目と3段目を埋める2段目を作るイメージです。

 

1段ずつ登っていくことで、着実かつ効率よく英語力が伸びていきます。

 

そして、その2段目と3段目の違いが分かるようになる理由は、1冊を仕上げたからです。

 

 

 

逆に1段目から3段目に飛ぼうとすると、足により大きな負荷が掛かり、2段目の存在が曖昧になります。

 

覚えるべき必須単語の数はあまり多くない

 

TOEIC満点や英検1級、難関大学レベルを目指している方は別ですが、プラスアルファで覚えるべき単語数はそこまで多くありません。

 

 

一般的な大学入試に必要な単語数は4000語~です(難関大学は6000語以上)。

 

 

こう見ると多いように思いますが、高校までの学習で2500語~3000語近く学ぶと言われています。

 

 

 

一般的な単語帳の収録語数は大体2000語前後~3000語です。

 

つまり、1冊の単語帳を極めることにより、土台は出来上がることになります。

 

あとは自分の目指すレベルに合わせて新しい語彙を増やして行けます。

 

 

 

これは日常会話でも同じです。

 

会話に必要な語彙は2000語~3000語と言われています。

 

と言うことは、1冊の単語帳から語彙を引き出してスピーキングの材料にすることもできるということになります。

 

英単語帳の選び方

 

ではどのような英単語帳を選べばいいかというと、いつもおすすめしているのが「例文・英文・会話形式の英単語帳」です。

 

 

 

英語というものは、単語・文法・リスニング・リーディング・スピーキングなど、複数の要素が組み合わさっています。

 

つまり、英語の力を伸ばすためにやるべきことが多いです。

 

 

 

そこで例文・英文・会話形式の英単語帳を使うことで、効率化を図ることができます。

 

同じ時間をかけて覚えるなら効率的な方がよく、実際に役立つものを教材に使った方が楽になります。

 

 

【レベル別】おすすめ英単語帳7選|例文・英文・会話形式で学ぶ

 

 

 

ただし、単語を覚えることに特化したい方なら、単語1つに対して1つ(や複数)の例文が載っている単語帳でも問題ありません。

 

特に受験など時間が限られている場合、ひたすら単語を詰め込むのも重要になってきます。

 

おすすめしない英単語帳

 

逆におすすめしないのは、

 

単語、熟語、イディオムごとに例文が載っていない

発音記号が載っていない

音声がない

 

この3つがないものです。

 

 

が、最近ではほとんどの英単語帳に付いているので、心配はありません。

 

昔と違って英語指導の姿勢も変わってきているので、このような単語帳は淘汰されていっています。

 

英単語帳の使い方の例

 

使い方の例

 

【初日】

1単元や1ページなど、1日にやる量を決める

 

【2日目】

初日にやった部分の復習

新たに1単元 or 1ページやる

 

【3日目】

2日目にやった部分の復習

新たに1単元 or 1ページ

 

※音声は必ず聞きます

 

 

このように、前日の復習とその日の学習を毎日行います

 

 

 

また、逆算もできます。

 

例えば、例文が200本ある単語帳を1ヵ月で終わらせたいなら、1日6~7例文やれば1ヵ月で終わります。

 

 

 

そして、最後までやり切ったら、また1から始めて2週目に入ります。

 

2週目は1周目よりも早く終わらせることができ、3周目、4周目になれば更に加速します。

 

 

 

その過程で、覚えた単語と覚えられない単語が二極化していきます。

 

そうなったら、覚えられない単語や曖昧な単語を抜き出して重点的に覚えていきます。

 

だいたい頭に入ったと思ったら、1周通して内容を覚えているかを確認します。

 

 

そのようにしながら、最終的には先述の「完璧にマスター」している状態に持って行きます。

 

 

 

より踏み込んだ使い方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

 

英単語帳は何周すべき? 周回のやり方と100周で得られるもの

英単語帳の2つの使い方。語彙力と英会話を効果的に伸ばす方法

 

まとめ

 

・1冊を完璧にすることで知識を引っ張り出せるようになる

 

・その後の英語学習が効率的になる

 

・どうせ勉強するなら効率的な方がいい

 

・1日にやる量を決めて学習と復習を毎日行う

 

 

テキストに線を引き、分かりやすくすることもおすすめの方法です。

 

英語のテキストや単語帳に線を引く勉強法と色ペンの使い方|付箋と併用