【初心者向け】ゼロから始める英語の発音の勉強法と発音を学ぶ理由

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英語の発音を勉強する理由

 

英語を学ぼうと思った時、発音の勉強は避けては通れません

 

 

その理由は大きく分けて以下の4つです。

 

発音を学ぶべき理由

カタカナ発音はデメリットになる

 

正しい音を知らないとリスニングで苦労する

 

正しい音で発音しないと通じにくい

 

先に発音を学ぶことで、その後の英語学習が楽になる

 

 

つまり、カタカナ発音を捨てて正しい音を学ぶことから発音の勉強は始まります

 

 

そして何より、発音の勉強をするのが早ければ早いほど、その後が楽になります

 

 

カタカナ発音を捨てることが勉強

 

カタカナの「アップル」「アメリカ」「カラー(母音)」などは全部同じ「ア」の音で通じます。

 

 

しかし、英語での発音は全て異なります

 

 

ついでに、イエローハットとピザハットの「ハット」も発音が違います。

 

(英語表記は yellow hat と pizza hut)

 

 

 

発音はこれらの違いを学ぶことから始める必要があり、それがカタカナ発音を捨てる最初の練習方法でもあります。

 

 

もちろん、この段階で発音をマスターする必要はありません。

 

あくまで「英語での発音はこう」や「このような違いがある」と頭に入れておくだけでも違います。

 

あとは少しずつ耳を慣れさせていきます。

 

発音記号は短期間で学習可能

 

カタカナ読みを捨てるには、発音記号から学ぶ必要があります。

 

 

「発音記号を学ぶ」と聞くと大変そうですが、実は英語学習の中で数が決まっている数少ない分野です。

 

 

よって、単語の暗記やリスニング練習と比べると、短期間で終わらせることが可能です。

 

 

 

私は「超低速メソッド」という書籍で学びましたが、もっと早くから発音記号を学んでおけばよかったと思っています。

 

【カタカナ英語矯正】英語を発音記号から学ぶ必要性と発音の勉強法

 

英語特有の発音方法を学ぶ

 

英語は単語1つずつハッキリ発音するのではなく、単語同士がくっついて発音されたり、短縮されたりします。

 

 

 

例えば、「It is」は「イット イズ」ではなく「イティズ」。

 

want to」が「wanna」になる変化。

 

 

このような発音の法則を知らないと、リスニングで苦戦します。

 

 

 

そして、「簡単な単語しかないのに聞き取れねぇ……」となってしまいます。

 

そうならないように、音と音の繋がり方や英語特有の発音方法を学びます

 

 

 

発音の法則がよく整理されている本でおすすめなのが「Jump-Start! 英語は39日でうまくなる!」です。

 

 

本書は英語初心者向けの総合教材で、発音の繋がりや変化の仕方が細かく書かれており、それを元に瞬間英作文のトレーニングができます。

 

「Jump-Start! 英語は39日でうまくなる!」【レビュー】

 

スローで発音を聞くのが効果的

 

発音の効果的な学習法はスロー再生で聞くことです。

 

勉強の流れ

 

発音記号を学ぶ

単語をスローで聞く

同じように発音してみる

似た母音の単語(hat や hut など)を比較して聞いてみる

発音記号を見ただけで発音できるようにする

 

 

このような練習を繰り返すことにより、正しく発音できるようになるだけではなく、少しずつ母音の違いや単語の発音の違いが分かるようになってきます。

 

 

それに伴い、リスニングの力も上がっていきます

 

 

この方法は先述の「超低速メソッド」と同じです。

 

文章を使った発音練習

 

発音記号と基礎的な発音を学んだあとは、文章で練習します。

 

 

こちらも流れは同様です。

 

勉強の流れ

 

英文をスローで聞く

真似して発音してみる

少しずつ速度を上げていく

音声と同時に言えるようになるまで繰り返す

等倍で発音できるようになるのが最終目標

(難しければ自分の話す速度でOK)

 

 

最初は難しいですが、これを繰り返すことで、だんだんと口がまわるようになっていきます。

 

その結果、英文単位のリスニングもしやすくなります。

 

 

 

勉強法としてはシャドーイングオーバーラッピングと同じです。

 

正しい英語のシャドーイングやり方。できない時はどうすればいい?

 

やってはいけない発音の勉強法

 

勉強の過程でやりがちだけど、やってはいけないものもあります。

 

やってはいけないこと

 

単語の発音やアクセントを確認しない

 

英文を自己流で読む

 

教材のレベルを上げ過ぎる

 

 

単語や文章の音声を聞かず、自己流で発音するのは危険です。

 

 

何故なら、カタカナを捨てるどころか、カタカナ発音で覚えてしまう状態になってしまうからです。

 

 

よって、必ず正しい発音を聞いてから、真似るように発音する癖をつけておきます

 

教材のレベルが高いと付いて行けない

 

教材のレベルを上げ過ぎるのも逆効果です。

 

 

よくある例は、洋画や海外ドラマ、難しめの例文でのシャドーイングです。

 

 

いずれも中級者以上がやる勉強法なので、英語に慣れていない人がやろうとすると、負荷が高すぎて効率的とは言えなくなります。

 

 

実際の会話でのシャドーイングは、トレーニングの最終段階です。

 

 

 

仮にやるとしたら簡単な単語が使われている短めのセリフです。

 

 

これはリスニングとスピーキングの練習にかなり効果的ですが、適切なセリフを探すのが意外と面倒なのが難点です。

 

 

まとめ

 

・発音記号から学ぶ

 

・単語の正しい音を学ぶ

 

・カタカナ発音は捨てる

 

 

・単語や英文をスローで聞き、真似して発音してみる

 

・正しい音を学ぶことでスピーキングとリスニングに効果的

 

 

・単語の発音やアクセントを確認せず、自己流で発音してはいけない

 

 

・先に発音を学んでおくと、他の学習にも活きてくる

 

 

 

以上、発音を学ぶ理由と勉強法を見てきました。

 

 

そこからもう1段階発展させた勉強法はこちらをご覧ください。

 

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