「英語の勉強」は何をすればいい?目標と目的の重要性【英語学習とは何か】

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問題点

「英語の勉強をする」ってどういうこと?

 

どのような勉強をすれば良いか分からない

 

中学英語レベルは勉強したけど、次は何をすればいいの?

 

これまで、英語の勉強法や書籍などを紹介してきました。

 

 

では結局、「英語の勉強をする」とはどういうことなのでしょうか。

 

 

この記事では、具体的な勉強法ではなく、英語学習の方向性をご紹介します。

 

 

 

英語学習法は人によって違う

 

英語の勉強」と一言で言っても、その種類は沢山あります。

 

 

例えば、

・学校のテストのため

 

・入試を突破するため

 

・TOEICで高得点を取るため

 

・英会話ができるようになるため

 

・字幕なしで洋画や海外ドラマを見るため

などなど。

 

 

これらは多少被る部分はあるものの、それぞれ勉強の方向性が異なります

 

 

また、現在の英語レベルも人によって様々です。

 

 

つまり、人によって英語の勉強内容が変わってくるということです。

 

 

「英語を勉強してどうなりたいか」を意識する

 

では、まず何をすればいいかというと「英語を勉強してどうなりたいか」という明確な目標が必要です。

 

 

言い換えると、「何のために英語の勉強をするのかを意識する」です。

 

 

学習目標の例

 

TOEICで高得点を取りたい!

 

リスニング力を上げて洋画や海外ドラマを字幕なしで見たい!

 

語彙力を上げたい!

 

ネイティブと日常会話ができるようになりたい!

 

志望校に受かりたい!

 

 

このように、「何のために勉強をするのか」をまず意識します。

 

 

また、現在やっている勉強があるなら、「その勉強はどの英語の能力を上げるものか」を考えてもいいと思います。

 

 

 

ただ漠然と「英語を話せるようになりたい」とか「特に目標はないけど英語を勉強しています」だと、勉強内容も散漫になり、とても非効率です。

 

 

そして何より、モチベーションも維持しにくくなります。

 

「目標達成のためには何が必要か」を考える

 

次は「その目標を達成するためには何をすればいいか」を考える必要があります。

 

 

 

TOEICで高得点を取りたいなら、TOEICの試験内容に沿った勉強(TOEIC用の語彙や試験形式など)が必ず必要です。

 

 

リスニング力を上げたいなら、リスニング練習に重点を置く必要があります。

 

 

語彙力を上げるには、市販の教材に出てくるものだけではなく、ネイティブが実際に日常で使っている語彙も吸収していく必要があります。

 

 

志望校に受かるために塾に入るのは、受験用の勉強や志望校に沿った勉強をしに行く、ということになります。

 

 

 

このように、目標達成のために何が必要かを考え、明確にします

 

 

目標と勉強の方向性がズレていると、なかなか成果が出なくなります。

 

学習内容と目標(結果)のズレ

 

以前、「単語帳の単語はだいたい覚えたけど、長文が読めません」と言っている高校生を見かけました。

 

それはある意味、不思議ではありません。

 

 

何故なら、長文を読む練習をしていないからです。

 

 

 

では、その高校生には何が必要かというと、長文を読めるようになるための勉強です。

 

それがその高校生に必要な「英語の勉強」になります。

 

 

 

この例は、学習内容(単語の暗記)とその結果(単語を暗記した状態)、そしてどうなりたいか(長文を読みたい)がズレているパターンです。

 

 

逆に言うと、既に単語帳の単語をだいたい覚えることができたということは、文章を読む勉強をすれば、更に英語力が伸びる可能性があるということです。

 

 

 

自分ができること(できたこと)と、不足しているものを知り、それを補足していけば英語の力は伸びていくはずです。

 

「英語の勉強をする」とは何か

 

「英語の勉強をする」とは、先述の「目標を達成するために必要なもの」、そして「目標を達成するために不足しているものを鍛える」ことです。

 

 

自分に不足している英語能力は、普段の勉強中に気付くことがあります。

 

発音記号の読み方や発音の仕方が曖昧なら発音記号からやり直す

 

洋画や海外ドラマを見て、リスニングはできても意味が取れなかったり、語彙が足りなかったらどうするか

 

そもそもリスニングができなかったらどうするか

 

英会話ができるようになりたいけど、英会話をする際、どういう所でつまづくか

 

このように、できない部分に気付いたら、その練習に取り組むのが英語力を上げることに繋がります

 

テストは実力を知るもの

 

自分に不足しているものを知る手段の1つに、テストがあります。

 

定期的にテストや模試、試験があるのは、自分の実力を図るためです。

 

 

 

TOEICで高得点を目指すなら、まず実際に1回受けてみるか、模擬試験を受けなければ何も始まりません。

 

 

・そのテストでリスニングの点数が低ければリスニングの勉強に力を入れ、長文がダメなら長文

 

・イマイチ単語が覚えきれていなと感じたなら単語の復習+α

 

・文章の構造が分からないものが多ければ、文法の勉強

 

 

このように、自分の弱点を知り、その不足している部分を補うのが「英語の勉強」の1つです。

 

 

特に基礎的なことを疎かにすると、必ずツケが回ってきます

 

 

 

これらは当たり前のようですが、「英語を勉強してどうしたいか」や「自分が苦手なものは何か」が曖昧な結果、漠然と日々の勉強をするだけで英語力が上がっているのかも分からず、気付いたら勉強自体をやめていた、ということも往々にしてあります。

 

 

まとめ

 

・勉強内容は目的によって変わってくる

 

・英語を勉強してどうなりたいか(何をしたいか)を意識する

・目標達成のために何が必要かを考える

 

・自分が不足しているものを知り、そこを鍛える

 

・英語の勉強とは「目標を達成するために必要なこと」+「不足している部分を補う」こと

 

 

 

具体的な勉強法やモチベーションの維持などは、こちら(→勉強法リンクまとめ)をご覧ください。