英語で「ゾーンに入っている」の言い方
極めて高い集中力で感覚が研ぎ澄まされている状態を「ゾーンに入っている」と言います。
それを英語では「I'm in the zone.」と言います。
「zone」は「区域」や「地帯」という意味の名詞で、ゾーンに入るの「ゾーン」はイディオム的な言葉です。
この言葉がよく使われるのがスポーツです。
スポーツ選手が素晴らしいプレイをした時、実況が「He's in the zone!」と言うと、「彼はゾーンに入っている!」となります。
be in the zone と get in the zone の違い
be動詞は状態を表すので、「be in the zone」は「ゾーンに入っている状態」を表しています。
もし「ゾーンに入る」と言いたい場合、「~になる」という動きを表す「get」を使い、「I get in the zone.」になります。
「get into the zone」となる場合もありますが、頻度は下がります。
スポーツだけではなく、ゲームや漫画、『ZONe ENERGY』のようなエナジードリンクなどにも使われているため、もはや「ゾーン」は日本語になっています。
スラング的な「I'm in the zone.」の意味
「I'm in the zone.」は「集中してるから邪魔しないで」という意味でも使われます。
しかし、これは遠回しに「私に構わないで」や「あっちに行って」と言っているのと同じです。
このように、誰かを遠ざけたい時のスラング的な表現にもなります。