【レビュー】「ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない! 」の勉強法と効果的な使い方

※当ブログの記事にはアフィリエイト広告が含まれる場合があります

 

 

ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!」は、英語の表現の型を学ぶところからスタートします。

 

 

英語の型」とは、「Can I ~」や「Thank you for ~」など、会話でよく使われる決まった形のフレーズ(出だしの部分)です。

 

これが80個あります。

 

 

そして、その型を使った穴埋め問題で表現を定着させていくというコンセプトの本です。

 

 

 

そして何より、「文の意味は分かるしリスニングできるけど、それが自分では言えない!」という方は非常に多いです。

 

 

本書は、簡単なことをパッと言えるようにするための練習として最適な書籍となっています。

 

 

 

「ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!」の勉強法

 

本書の良い所は、ただのフレーズ&穴埋め問題集ではなく、「Can と May の違い」や似た表現の解説、文法的な解説も載せられている所です。

 

 

 

そこもきちんと理解しつつ、型を覚え、それを使った穴埋め問題を解いていきます。

 

 

その時、必ず音声も聞き、発音を確認します。

 

※無料ダウンロード可能

※URLは書籍内に記載

 

 

 

ポイントは、1度でマスターしようとせず、何周も繰り返すことです。

 

 

まずは、穴埋め問題の日本語だけを見て自然に英訳できるようにします。

 

瞬間英作文としても使える

 

音声ファイルに「EXERCISES&ANSWERS」があり、穴埋め問題の音声が「日本語→英語」の順で流れていきます。

 

 

これを使い、

日本語を聞く

音声を止める

英訳する

音声を流して答え合わせ

という瞬間英作文の教材として使うことができます。

 

 

一番大事なことは「自分で文を作ること」

 

英語の型を学び、練習問題を解くというのは、言わば初級編です。

 

 

英語(特にスピーキング)が身に付く練習方法は「自分で文を作ること」です。

 

 

 

本書に載っている型を使い、穴埋め問題のような文を自分でも作ります。

 

リアルと関係がある内容ならより良いです。

 

 

そして、それを実際に会話で言っているかのように口から出します。

 

 

 

このような「覚えた型を使ってひたすら文を作る練習」をすることにより、初めて本書の良さを活かすことができます。

 

 

自分で文を作るのと作らないのでは、大きな差が生まれます

 

問題を解くだけでは口から出てこない

 

練習問題を解くだけで終わる人も多いです。

 

 

しかし、練習問題が解けるからと言って、それが口からパッと出てくるかというと、そうではありません。

 

 

簡単なことを簡単に言えるようにしておかないと、言えるものも言えません

 

 

 

サッカー選手が基礎的なパスやシュートの練習をするように、英語も基礎的なことを確実にできるようにする反復練習が必要です。

 

本書はコンセプトシリーズ

 

年末に書いた「2024年お世話になった英語教材」の「ブログで紹介していない書籍」でも少し触れました。

 

 

著者は異なりますが、本書はシリーズ化しています。

 

 

他には、「ネイティブが使っている たった30メソッドで英語が好きになる!」と「ネイティブが使っている 43のテクニックで英語が楽しくなる!」があります。

 

 

 

 

いずれもコンセプトと使い方は同じです。

 

英会話挫折あるある

 

英会話挫折あるあるは「難しいところから始めすぎ」です。

 

 

特に、英語の知識はあるけどスピーキングの練習をしていなかった方が陥りがちの罠です。

 

 

リスニングや英文を読む能力と、英会話の能力は全く別物です。

 

 

例えば、「TOEICでは高得点だけど話せない」という話はよくありますが、話す練習をしていなければ話せないのは当たり前です。

 

 

 

よって、スピーキングの練習をしていない方は、まずこのレベルから始めなければなりません。

 

 

「英語を話したければ話す練習をする」が基本であり、英語学習を中学レベルの単語や文法から始めるように、会話の練習も簡単なものから始める必要があります。

 

 

 

本書は、その練習を始めるのに最適な書籍となっています。