【レビュー】日本語のように話せるキレッキレ英語【日本語から英語への変換】

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日本語のように話せる キレッキレ英語』は、「日本語を話すように英語を話す」がコンセプトの本です。

 

 

言い換えると、よく使われる日本語に近い英語の表現を学ぶフレーズ集です。

 

日本語のように話せる キレッキレ英語のレビュー

日本語のように話せる キレッキレ英語の表紙

 

 

著者の方は同時通訳者であり、大学の客員教授としても活躍しています。

 

 

 

日本語のように話せるキレッキレ英語の特徴

 

本書は「よく使う日本語なのに、英語でどう言えばいいかの分からない表現を集めた本」です。

 

 

そして、日本語のニュアンスに英語の方を寄せて来るという考え方です。

 

 

 

従来のフレーズ集は「ネイティブはこう言う」や「こういう時はこのようなフレーズが使われる」などの表現を集めたものが多いです。

 

 

しかし、本書はその逆で、「よく使う日本語を英語で言えるようにする」というのがコンセプトになっています。

 

 

 

また、著者が日本人なので、日本人の視点で日本人向けに解説されているのがポイントの1つです。

 

英語初心者には例文が難しめ

 

英語の考え方は、いずれのレベルの方でも参考になるものばかりです。

 

 

しかし、文法的な解説はなく、難しめの単語や少し長めの例文が出てきます。

 

 

そのため、英語初心者の方にとっては、例文を読み解くのが少し難しいと思われる箇所が多々あります。

 

2つの構成

 

本書は2つの Chapter に分かれています。

 

 

Chapter1 は「キレッキレ英語7つの柱」で、英語の考え方7箇条が載せられています(全10ページ)。

 

 

そして、大部分を占める Chapter2 から、10項目に分かれた約500の英語表現が載せられています。

 

10の項目

・キレイゴト抜きのSNS表現

・リアルな感情を瞬時に英語化

・日常の思いをすべて伝える

・世間話を楽しく英語化

・微妙なニュアンスを瞬時に英語化

・堂々と話せるビジネス表現

・英語で「返し」の達人になる

・会話を一瞬でスムーズにする

・英語で「駆け引き」の達人になる

・日本語特有の表現を伝える

 

 

1つの表現に対し、1つの例文、解説、発音のポイントが書かれています。

 

 

もちろん、音声は無料ダウンロードです(本の中にURLが記載されています)。

 

 

コンセプトの意識と勉強法

 

本書で学ぶ際には、「よく使う日本語を英語に変換する」ということを意識します。

 

 

従来のフレーズ集だと、英語での言い方を学び、それを使う練習をします。

 

単語帳は、載っている単語を覚えていきます。

 

 

それに対し、本書は「自分がよく使う日本語を英語で表現する練習の材料」になります。

 

 

日本語でもよく使う表現は吸収し、それ以外の表現は言われたら分かる状態(意味が取れる状態)にします。

 

 

 

以上のような従来のフレーズ集との違いを意識することで、本書の良い点をより活かすことができます。

 

 

 

私は自分が日本語でも使う表現の部分に付箋を貼ってます。

 

日本語のように話せるキレッキレ英語の使い方

 

 

 

また、索引は日本語から引けるようになっているので、そこから自分が使う表現を訳せるようにするのも勉強になります。

 

 

 

Amazonの商品ページに内容のサンプルが載っているので、そちらも参考にしてみて下さい。